コメント
7件
ありがとうございます!(泣)尊い❗
僕もこの中に入りたい。 ていうか壁になりたい
一虎さんお誕生日おめでとう🎂🎈
一虎くんHappybirthday!!! 遅れてしまい申し訳ないです…💦 八戒くんの誕生日の日も話書けなかったので一虎くんは書きたい…
今回は一虎くんの誕生日を祝う物凄い平和な話です。 ふゆとらでもとらふゆでもお好きなように考えてください! 一応付き合っている設定です!
⚠️現パロ ⚠️本誌ネタバレ ⚠️主の自己満創作なので本誌とキャラが異なる場合があります
9月16日 午後22時13分
店の片付けが終わり自身の家へと帰る。
俺の家…となんて言ってもいいのか分からないが、少なくとも俺が住んでいる家だ。
一虎
玄関は暗く人の気配がない。 いつも出迎えてくれる彼の姿すらない。
一虎
捨てられてしまったのだろうか。 やはり俺なんて必要なかったのかもしれない…
1人になるとどうしても過去の事を考えてしまう。
気分を落ち込ませつつも俺は靴を脱ぎリビングへと向かった。
リビングも明かりはついておらず彼の姿もなかった。
静かな暗い部屋に目が慣れソファーに自身の体を預ける。
彼は帰ってくるのだろうか… 俺はなんでこんな呑気に生きているんだろうか
1つの事を考えてはどんどん深く情緒が下がる。
彼はそんな俺を支えてくれる。 俺がこの様に考え込んでしまわないよういつも傍に居てくれた。
久しぶりに彼のいない部屋に俺は不安を感じつつも暗い部屋に自身の気持ちも合わせるように暗くしていった。
ガチャ…
鍵が開く音がした。 彼が帰ってきたのだろうか
千冬
千冬
玄関先から彼の声がする。
優しく落ち着いた声だ。 あぁ、いつの間に俺は彼という存在にこんなにも安心感を抱いていたのだろうか。
千冬
パチリと音とともに明かりが着く。 少し眩しく目を晦ますが、彼の姿が鮮明に視界に移る。
一虎
千冬
一虎
少し不機嫌そうに頬を膨らます彼の片手には、箱と花束が持たれていた。
一虎
千冬
少し彼の表情に焦りが浮かんだ。 やはり彼にも大事な相手が出来たんだろう。
俺は彼と付き合っている筈だったんだがな… 勝手な思い込みだったみたいだ。
千冬
頬を小さく赤らめたかれは頬をかきながら照れくさそうに呟いた
正直モヤモヤとはしたがこんな俺が嫉妬なんか出来るような立場じゃない事は分かっていたので内心を落ち着かせていた。
千冬
千冬
千冬
ふっと俺に頬笑みかける彼
一虎
千冬
そう言えば、今日は俺の誕生日だったのか。
一虎
リンと自身のイヤリングが鳴る。
千冬
何故こんなにも怒っているのか俺には検討もつかなかった。
千冬
一虎
恋人 確かに彼はそう言った。
それはちゃんと俺に向けて 俺はぶわわと自身の顔が熱くなるのを感じた。
千冬
彼は驚いた表情をしつつもすぐ様顔を赤らめた。
千冬
彼は箱から綺麗に飾られたホールケーキを取り出しナイフを用意した。
一虎
千冬
色とりどりにキラキラと輝くフルーツの乗った白いクリームたっぷりのケーキ。
こんなにも人に祝われたのは何年ぶりだろうか。
千冬
目をキラキラと輝かせ彼は切ったケーキを大きく救いそのまま口の中へ放り込む。
一虎
彼の表情を伺いつつも小さなフォークで1口つまんだ
一虎
砂糖の塊のような甘さが口の中広がり不意にも表情を曇らせた
千冬
千冬
呆れたように笑いながら彼は俺を見る
一虎
数滴の水滴が俺の頬を伝う。
赤らんだ鼻をすすり俺はケーキを食べた。
本当にこんなにも幸せがあっていいのか
千冬
くすりと笑っては俺の口元に着いたクリームを拭いそのまま彼は舐めた
その後も沢山の人からの祝いでまた涙を流すとは考えてもいなかった。
ここまでです! だいぶ短編となりましたが何とかかけて良かったです!
ご視聴ありがとうございました!