テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

1週間後……

廊下を歩いていると、向こうから周平先輩が歩いてきた。

美月

………

周平

………

周平の友達

あっれ〜笑

周平の友達

これ周平の彼女じゃね?笑

周平

いいから行くぞ………

周平の友達

お、おいっ!

周平の友達

いいのかよっ!

周平

ああ…

美月

ッッツ………

美月

はぁー

美月

(やっぱりキツイな……。どうしても、諦めきれないや…。)

周平

(くそっ!なんでこんなに胸が痛いんだよ!自分から振ったくせに………。)

そんな出来事を将は偶然にも見ていた。

チッ…

美月………

お前が心配なんだ…

将が呟いた声は冷たい廊下に消えていった。

私が周平先輩に振られて、もう1ヵ月が経とうとしていた。

今はもう切り替えができたつもりだけど、先輩との思い出がふとした瞬間蘇る。

今日も………

クラスメイトA

ねぇ〜‼︎

クラスメイトA

今日みんなで放課後花見行かない?

クラスメイト

いいね!

美月

(………チクッ)

美月

(そういえば先輩ともお花見したことあったなぁ…)

………ずき?

美月⁈

美月

えっ!将?どうしたの?

お前、泣いてんぞ?

どした?

美月が頬を触るとたしかに濡れていた。

美月

あ、あれっ?

美月

ほんとだ⁈

美月

なんでもないからっ!

美月

ごめん!(苦笑)

グイッ…

おい、

何か隠してんだろ。

俺が頼りねぇか?

美月

………

美月

…ッごめん…。

何があったか言ってみろ。な?

美月

(コクッ)

将の顔はとても優しかった。

美月

あのね。

美月

私は吹っ切れたつもりなんだけどね、

美月

ふっ、て先輩とお花見したなぁって思い出したの。

…ッ…そうか。

美月

大したことないでしょう?

いや。

お前はまだ先輩のことを消化しきれてない。

美月

えっ…

その涙が証拠だ。

別に忘れなきゃいけないわけじゃあない。

お前が泣くと心配なんだ………

美月

美月

将?

ん?

あ、いやなんでもない。

お花見行くのやめとくか?

美月

うん……。

美月

ごめんね。ほんとは将も行きたかったはずなのに………

いいんだよ。

お前がいねぇと楽しくねぇし………(小声

今日は家まで送ってってやるよ。

美月

ありがと。

………おう。

つづく……

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

1

ユーザー

続きみたい!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚