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今日俺は初めて
人間の魂を回収する
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さっきの言葉で察するとは思うが
俺は死神だ
死神の仕事は命を回収すること
精神面とか考えなかったら
死神の仕事は簡単って思われるかもしれない
でも、そういう訳じゃない
死神には掟というものがある
死神は余命が下された奴の元に行く
そいつの余命の一ヶ月前にだ
そして命を回収していいのは
余命の一週間前から死ぬその瞬間まで
一週間前になるまでは対象の観察をする
いつのタイミングに回収すれば
天使に見つからないか
俺は死神だから
天使とは敵対をしている
余命というのは天使が決めているらしい
天使は余命を決めれる代わりに
決めた時以外命を回収できない
つまり、死神は天使達の手柄を
横取って仕事をしている
命を回収するってのが一緒なのに
死神と天使が敵対する理由はなんなのか
不思議に思うかもしれない
理由は簡単で
死者を何処に送るのか
という違いだ
天使が死者を送るのは天界
死神が死者を送るのは地獄
意見の不一致ってことで
敵対しているみたいだ
俺は天使と関わったことがないし
多分これからもない
だから、あんまり実感とか
本当に存在しているのかもわからない
よくある伝説ってやつかもしれない
あと死神は対象の命を回収できないと
一つ翼がちぎられる
痛いらしい
正直経験したくない
死神には普通二つ翼がある
偉い奴とか、実績がある奴は
四つだとか
でも、俺は一つだけ
一度限りの命ってことだ
命…って、いうのは
死神は翼がなくなると死ぬ
飛べない死神は
使えない死神は
死ぬしか選択肢がないってことだ
死にたくはないよなぁ…
そういえば
一人だけ生きた上で
人間になった死神がいるそうだ
まあ、これも伝説だろうな
本当なら、すごく羨ましいけど…
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そう言って俺が着いた場所は
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傷ついたところを治すとこ
らしい
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『紫神秀斗』
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『劣等生如きが調子乗ってんじゃねぇよ(笑笑』
『名前っていうのは実績があるやつしかもらえねぇよ』
『いい加減気付けよ』
『劣等生』
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これは、死神である俺と
おかしな人間である此奴の
おかしな物語だ
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コメント
2件
神作✨️続き待ってます!!