2.訳あって、オレの家には家政婦がいる
ノアを部屋に上げ、タオルを手渡す。
村田 優生
この部屋、狭いけど使ってくれ、
ノア
わ、、綺麗な部屋、、
村田 優生
普通だ、
ノア
えっと、、
ノア
お風呂借りていい?
村田 優生
あぁ、
ノア
、、ありがと
去り際、何かを呟いたような気がしたが、 何を言ったのかは聞き取れなかった。
それからオレもシャワーを浴びて、 バスタオルで濡れた髪の毛を拭いていると、 きゅっと袖口を軽く摘まれる感覚がした。
ノア
ねぇ、、、
村田 優生
、?
ノア
、、、
ノア
____あのさ、私をここに泊めたのって、、
村田 優生
、、なんだよ、疑ってんのか?
オレがそう言うと、ノアの視線が揺らぐ。
ノア
そ、そうじゃなくて、お礼がしたくて、、、
村田 優生
視線が泳いでるぞ、
ノア
っ、だって、、見返りとか何も求めてこないから、不安になっちゃって、、
村田 優生
、、見返り、あった方が安心するのか?
ノアは静かに頷く。
ノア
か、体以外なら、、
村田 優生
馬鹿野郎、オレはロリコンでもなんでもないぞ、、
村田 優生
、、、
見返り、そう聞かれると、中々出てこない。
ノア
、、例えば、ずっとここに泊まって欲しいとか、家政婦になって欲しいとか、、
村田 優生
それ、お前の願いじゃねぇか、、
村田 優生
でも、、、家政婦か、悪くないな、、
ノア
か、かせいふ!?
村田 優生
何だ?、本気じゃなかったのか?
ノア
い、いえ、、
オレはベッドに座り込み、薄い光が差し込む窓を見つめる。
ノア
、、、
ノアはオレに寄りかかるように、隣に座る。
村田 優生
なんだよ、、さっきまで疑ってた相手にもう心を許すのか?
ノア
はい、だってもうご主人様ですから、
ノアはオレの瞳を見つめて、優しく微笑む。
続く






