じん
じん
じん
じん
じん
じん
じん
じん
じん
じん
俺は部屋の整理をした後、隣人に挨拶しに行った
じん
じん
加藤
聞くところによると
彼は大学のオカルト研究会に所属しているらしい
なんでも霊感があって、コックリさんとひとりかくれんぼが趣味なんだとか
俺は全く霊感がないから何が楽しいのか全くわからん
じん
じん
佐藤
佐藤さんの職業は占い師だそうだ
なんだか胡散臭いがかなり評判がいいみたいで、その筋ではかなり有名らしい
夜
俺は引っ越し疲れもあってか早めに寝ていた
そして深夜二時ごろ、事件が起きた
ピンポン、ピンポン
加藤
佐藤
じん
じん
加藤
加藤
佐藤
佐藤
佐藤
じん
じん
加藤
じん
じん
ドンドンドンドンドン
ドンドンドンドンドン
翌日から俺は両隣からの激しい壁ドンに苦しめられることになった
解説
まず疑問点ですが主人公は叫んでないのに両隣からうるせーよボケって言われましたよね
となるとこの部屋には幽霊がいたのでしょうか?
しかしそうなると主人公が来る前から両隣の人は悩んでいないとおかしいですよね
もういいますね
ずばりこの話を解く鍵は
霊感です
オカルト研究会に所属する加藤さんは霊感があるそうですね
そして占い師の佐藤さんは霊感の話こそしなかったですが占い師なら霊感があってもおかしくないですよね
そして肝心の主人公は霊感がありません
つまり
幽霊に取り憑かれていることに気づいていない主人公があの部屋に越してきたことで、夜な夜な幽霊が叫んでいるということです
きっと霊感の強い両隣の人にはとてもうるさく感じているのでしょう
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!