潔は玲王の弟

俺の人生は退屈に満ちていた。

アイツに出会うまでは______

俺は生まれた時から裕福だった。

もらえるものは全て与えられた。

誰からも羨ましがられていた。

しかし、そんな事とはかけ離れているぐらい幸せじゃなかった

なぜなら

俺の兄御影玲王

このように容姿端麗。

スポーツ万能

友好関係も広かった

それに、頭も俺とは比にならないくらい良かった

その兄を持った俺は、劣等感だらけになるのは自然の流れだった

それに、もう一つ悩みもあった

兄を見送ったあと、ドアを開けると

バシャっ

水がかかってきた。

誰がやったかはわかってる…

コイツは俺の兄に一目惚れしたが、俺と兄との関わりが長すぎて

こう言った嫌がらせが続いてる

体操服を探そうと鞄を見るが

少しニヤニヤしながら聞いてくるのを見て俺は確信した）

校内中を探して

諦めようとした時

ゴミ箱の中に自分の名前が書かれた服があった

そこにはいじめてきた女子がいた

目に少し涙が浮かんだ

いつまで続くんだこれは…

そこには俺の兄がいた

必死だったから気づかなかったな…

やばいｯ泣きそうだ

けど、今泣いたら見っともないし…

我慢…我慢だ…

やばい見られた

ほいｯ と言われて体操服が落ちないよう慌ててキャッチした

やばい嬉しすぎる

兄は何でも完璧で要領がいいが、それ以上に俺にとてつもなく優しい

自慢の兄だ。

総資産７０５８億円

御影コーポレーションの御曹司

御影玲王

大抵事はすぐに飽きてしまう…

けど、、

俺が9歳の時に"アイツ"がやってきた

父に会うのは何ヶ月ぶりだろうか。

そんなことを思って部屋に入ると

知らない人がいた

仲良く！？

て言うか、一緒に暮らすってつまりそれは、義理の兄弟って事か！？

何だこのもやしみたいな奴は…

けど、多分親の関係でこうなってんだろうな

お互い大変だな

と哀れな目で見ていた

それから数年の月日が流れた

当時の俺は子供で親に褒められた子かと何てなかった

だから、それが何より嬉しかった

けど、ある事件が起きた

先生に呼び出された

ガララララ

その先生はいつもより様子がおかしかった

少し頬が赤く、迷いがあるような目

何言ってんだコイツは

キモチワルイ

先生の手が俺を掴もうとした時

世一がいた

ガララララ

吐き気がする教師との話だったが

世一が来たおかげで一瞬でそれがなくなった

この感情が何かはわからないが

俺はこの時世一しかいないと思った

俺の初めての宝物

俺の人生は退屈に満ちていた

アイツに出会うまでは_____

なんか思いの外長くなりました！

あの体操服の事件も最初は玲王がモブに見つかるようにわざと隠していた

みたいな事書こうとしたんですが力尽きました。

好評だったらまた書きますではｯ👋