仕方なく俺はひとりで帰ることにした
無言で 、 帰るなんて …
そう思いながら
もし急遽急いで帰らなければならなくなったなら
他の人と帰ることになったのなら
一言 、 俺に今日は一緒に帰れない
そう言ってくれればよかったんに
一言 、
たった一言やのに ッ ポロッ
今まで我慢してた涙が零れた
そのまま俺は顔を俯かせたまま走って家に向かった
ドンッ
前を見ていなかったせいでそのような音を立てて俺は尻もちを着いた
誰かにぶつかったんだ
ぅ” …
ごめんなさい 、 (顔上)
ん 、 大丈夫 ? (手出)
…
すっちーと同じ赤い目をした少年だった
おーい 、
大丈夫かぁ ?
ぁ … うん大丈夫 (立)
ごめん 、 ぶつかって
ん 、
怪我 、 とかない … ?
ねぇよ
ってか尻もちついたのぶつかってきたお前だけだし
ぅわぁ確かに !!
ふはっ 笑
お前おもろ
ぅえ … 、 そうかな ?
その名札同じ学校だろ ?
俺暇なつ
お前は ?
みこと !
黄木みこと !!
みことか
よろしくな
うん !!
今まで泣いてたのが嘘かのように笑っていた
なっちゃんと会って 、 話して 、 楽しかったから
… すっちーとじゃなくてなっちゃんと学校に行きたいと思った
なっちゃんはどこら辺に住んどるん ?
なっちゃん ? 笑
ぁ … だめやった ?
全然
んで俺の家やっけ ?
コクッ (頷)
あそこ曲がったところにある茶色の屋根の家
暇って表札あるからわかると思うけど
… ! ✨
行ってもええ !?
ぇ 、 今から ? 笑
ぁ … 急には迷惑か 、
いや多分大丈夫
一応聞いてくるわ
みことも一緒に行く ?
行く !
すごい !!
なっちゃんパソコン持っとるん !?
親父のおさがりだけど
すごぉい …
これでゲームしとるん ?
そ
みこともやってみる ?
やりたいけど 、、
俺下手やし 、
大丈夫
おしえたげるから
… なら 、 ちょっとだけ
いやみこと普通に上手いじゃん 笑笑
いやいや 、 なっちゃんの教え方が上手で…
謙虚すぎ 笑
あ 、 待ってもう6時
帰る ?
帰ろうかなぁ 、
おっけー
じゃあまた明日な
ぇ …
また 、 明日 ?
あー 、 ごめん
明日も遊ぶつもりでおったわ 笑
遊ぼ !!
明日も !!
… 笑
おう !
じゃあもう一緒に学校も行っちゃう ?
いこいこ ! 笑
おけー 笑
なほ
なつと遊んでくれてありがとね 〜
はい !!
楽しかったです !!
なほ
よかったよかった
なほ
いや 〜 あのなつがねぇ ? 笑
なほ
友達を連れてくるなんて
ちょっ 、 なほ !!
なほ
お姉ちゃんって呼びなさい
姉貴 !!
なほ
私はヤンキーかなんか ? 笑
… 笑笑
なほ
ぁ … ごめんね
いえ !
仲良いんですね
仲良くはねぇ
なほ
仲良いよ
おい !!
俺ひとりっこだから憧れるなぁ 、
なほ
いつでも家おいで
なほ
みことくんはもう私の弟だよ
… !
はい !!
また明日な 〜
また明日 !!
すっちーのことなんて頭のすみに追いやられていた






