朝起きて見慣れない天井と部屋に困惑しながら俺は目覚め、とりあえずと階段をおりる
そして俺は目にする。その光景を
シャークん
Nakamu
リビングらしき所には見慣れた顔が勢ぞろいしていた
どういう状況だよこれ
俺はそんなことを考えつつきんときの座っていたソファの隣に腰をかけた
きんとき
Broooock
シャークん
なぜ5人が同じ家にいて、そして俺の隣をじゃんけんしてまで争奪戦をしているのか全く意味がわかっていなかった
本当になに???この状況どうしたらいいの俺????
スマイル
おまえもジャンケンしてたのかよ
シャークん
Nakamu
きりやん
シャークん
台所で朝ごはんを作っていたらしいきりやんの声に俺は驚きを隠すことが出来ずに情けない声を口から出してしまった
どうしてお前らが急にお兄様になるんだよ?!
疑問を積もるばかりで解消されることがなくはてなマークを飛ばしまくる
きんとき
有言実行するかのようにきんときは俺の背中に手を回しその手は頭に辿り着くと俺の頭を優しく撫でる
耳元できんときの少し嬉しそうに笑う声と吐息を感じてどうとも言えない気持ちになると
Broooock
Broooock
シャークん
状況が上手く飲み込めないのに次はBroooockが馬鹿なことを言い出すのであたふたする
きんとき
いや仲良くしてるってか抱きしめてるのお前じゃね?
なんて言葉は言ってはいけない気がしたので飲み込んだ
きんときとBroooockがぎゃーぎゃー言っているのを横目にきりやんが朝ごはんらしきものをテーブルへ運んでくると2人を止め
きりやん
スマイル
仲裁に入る
俺の味方はきりやん…お前だけだったのか
しみじみときりやんのことを見つめているとそれに気づいたのかきりやんは俺を見つめ返して
きりやん
と、身震いするほどの冗談を吐かれて気を失いそうになった
昨日までパソコンとにらめっこしながら通話を繋いでゲームをしていた仲間達は
朝起きると、何故か兄となっていた
そんなドタバタと落ち着かない朝を過ごした俺だが
兄と名乗る仲間たちに連れられて来たのは懐かしい学校だった
学校では年上と言うくらいだからきっと違う学年なんだろうなぁと思っていると
皆同じ教室に入り、そして挙句の果てには同じ学年だった
意味が分からぬ
Nakamu
シャークん
Nakamu
シャークん
きんとき
シャークんより俺達のが誕生日先なんだもん
口を揃えて5人が意味が分からないという顔をする
いや、それって普通に
同級生となんら変わりねぇだろ!!
薄々気づいてはいたがこの世界の異様さに俺は確信を持った
同じ家に仲間が住んでいて、兄弟だと言われそして挙句の果てには同い年
つまりこれは…
ただの兄弟ごっこなのでは…?
と
俺はこの奇妙な夢かも現実かも分からない兄弟ごっこをする世界に頭を抱えるのだった
ミナミサキ
ミナミサキ
ミナミサキ
ミナミサキ
ミナミサキ
ミナミサキ
ミナミサキ
ミナミサキ
コメント
13件
多分!ぶるちゃんのセリフに誤字発見しました! 「ねぇ!おかいよ!!(覚えてない(()」 多分ここ「おかしいよ!!」って書きたかったんでは?wもし間違えてなかったらすいません!
凄い好きです!!!フォロー失礼します!!
初コメ失礼します!フォローさせて頂きました!!神作の予感😏😏