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雨が深々と降る美しい月が雲にとらわれその輝きをなくしていた
コツッコツッ…… と鳴り響く足音
コツッ誰だろうか
部下
ちらっと見てあげたけど特に興味ないからそのまま黙ってたら沈黙が続く
当たり前のことだ僕が答えないと沈黙が続く
そんな当たり前のことでも不思議に感じる
琥珀
答えてあげた
部下
僕が答えてあげると少しだけ安堵の気配が感じれる
ここはジメッとしてそうだけど案外澄んだ空気が通ってる
大きな扉を開けたら長い机とある程度の空間を作って置いてある椅子たち
その中の9席中8席はうまってる
つまり僕が座ればどの椅子も役割が果たせず不要と他の椅子に蔑まれることなく平等が保てる
??
一番奥に座っている人が囁くように告げる
僕は静かに椅子に座る
すると少し笑みを浮かべながら皆の顔を一通り見てから呟く
??
……部下の言っていたことと違うがまぁいい…
一人一人自分の部隊の現状報告する僕に部隊はない
一通り話が終わると解散する
??
振り向く
僕は跪く
琥珀
そうこの人はこの組織のボスの睡蓮様
睡蓮
ニッコリと微笑む顔は何処か不気味
僕はただ見つめる
睡蓮
どう反応していいか分からずにフリースする
睡蓮
琥珀