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あれから数年…花京院は成人し… 大学へ通っていた。
花京院
花京院
今は春、どこの桜の木も満開。
淡いピンクの桜が開花し風が吹く度に花弁がチラチラと舞っていた。
川には桜の花弁が積もり…まるで桜のカーペットのようだった。
花京院
川の近くには紅色の日本独自の造りをした橋がかかっていた。
その上に1人の中学生くらいの女の子が立っていた。
花京院
花京院
次の瞬間… な彼女は脚先から川へ落ちた。
花京院
花京院は急いで少女の元へ向かおうとした。だが…
花京院
その少女は魔法使いのような不思議に不思議な存在だった。なぜなら…
その水の上につま先で立ったのだった。
少女の脚先の周りには水の波紋が広がっていた。そしてよく分からないが少し光をおびていた。
少女は水面にゆっくりと脚を滑らしながらこちらへと歩んできた。
陸地が近くなった瞬間脚をスッとあげ春の青々とした若草が咲く陸へ脚を下ろした。若草はキュッと音を立てた。
花京院は唖然とするしかなかった。
???
花京院
その人は奇妙な模様が入ったお祭りで使うような仮面を被っていた。
花京院
その人はそっと仮面を外した。それと同時に結ばれていた髪も解かれた。髪は太陽の光を反射し艶やかに輝いていた。
花京院はその瞬間『どこかで見た事ある…』ということが確信へかわった。
花京院
気持ちが抑えられず言葉が詰まる。
ラミ
ラミ
ラミ
花京院
あの頃とは遠くかけ離れた大人のような振る舞い。でも笑顔は、あの時とは変わらない面影があった。
ラミ
花京院
ラミ
ラミ
花京院
花京院
ラミ