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ここみ
ここみ
ここみ
引っ越してきた家は以外と綺麗で 過ごしやすそうだった
入学まで2ヶ月ちょうどその頃に弟が生まれた
でも家には私1人 そうなる事が多かった
ひとりじゃ広い家 ひとりじゃほとんど何も出来ない
けどとっても楽でずっと続けばなって思った
でもパパと妹は帰ってくる 夕方くらいに
そのたびに憂鬱になる
お父さんは最近構ってくれなくなった
パパ
なな
パパ
さや
なな
パパ
パパ
パパ
なな
パパ
なな
こうやって私を置いていくことが多かった
ずっとずっとこんな風だと思った
ある日ママが帰ってきた
弟の「りくと」を連れて
ママ
りくと
なな
なな
パパ
さや
私はどうしても弟が好きになれなかった
かわいいと思わないしイケメンだとも思わない
ただなんだか嫌な気持ちでいっぱいになった
たぶんまたお姉ちゃんだからってなんでも我慢しなきゃいけなくなるからだろう
そう…思ってた
パパ
ママ
今日は珍しく静かだった
どうやら大事な話があるらしい
パパ
パパ
パパ
パパ
ママ
ママ
さや
大事が分からなかった どうやるのか、どうゆうことなのか 全く知らなかった
でも
さや
そう…言わないと怒られる気がした
苦しかった、何もかも嫌だった
この時から家族が気持ち悪く見えた
大好きだったママもパパも
好きな気がした妹も可愛いはずの弟も
家族っていうのがお姉ちゃんっていうのが辛かった
お姉ちゃんだからって妹と弟の世話を頼まれて お姉ちゃんだからって暴力に耐えなきゃいけなくて お姉ちゃんだからなんでも我慢して自分を殺して何だか
嫌になった
ちゃんとした事を教えてもらえなくて周りに合わせれなかった、だから怒られた
嫌だった
こんな家族が嫌だった
弟ができて初めてわかった
きっと少しは賢くなったよね、?
さや
ここみ
ここみ
ここみ
ここみ
さや