メイドは死んでしまった
交通事故だって
僕のご飯を買いに行ってるときだった
あのとき、僕がお願いしなければと
強く思う
くに幼少期
くに幼少期
くに幼少期
さみしさに暮れていた
僕のことを見てくれる人
そんな人が居なくなったんだ
そりゃ泣くよね
今でも泣くかもしれないし
そして
ガチャ
???
???
くに幼少期
くに幼少期
くに父
くに父
お父さんが僕のお世話するようになった
お父さんは怖くて
圧がすごい人だった
くに父
そして
僕のことを嫌っていた
いつも
「消えてくれ」
「死んでくれ」
こんな言葉ばかり
僕も小さかったのにね
くに幼少期
くに幼少期
必死で耐えてたよ
怒らせないように
言葉に気を付けて
そしたらさ
自分の言葉が分からなくなちゃったの
何で敬語なのか
これが敬語なのか
こんなことばっかりだったよ
全部これで頭が埋め尽くされてた
くに幼少期
カチャカチャ
ガターン!
くに幼少期
くに幼少期
くに幼少期
ガチャ
くに父
くに父
くに幼少期
くに父
くに父
くに父
くに父
くに幼少期
初めて出てけと言われたとき
正直嬉しかった
やっとこの地獄から出られるのだと
そう思ってもやまなかった
そして僕は
くに幼少期
くに幼少期
そう言って出ていった
くに幼少期
くに幼少期
くに幼少期
僕はそのとき生まれて初めて外に出た
その世界は広くて暖かい世界だ
と思うほどきれいだったし
あたたかった
くに幼少期
くに幼少期
くに幼少期
くに幼少期
くに幼少期
こんなこと思ってたけど
くに幼少期
くに幼少期
空腹には耐えられない
そのせいか力もあまり入らなかった
そんなときに
ゆいと
ゆいと
ゆいと
ゆいとに出会った
くに幼少期
ゆいと
ゆいと
くに幼少期
ゆいと
ゆいと
くに幼少期
ゆいと
ゆいと
ゆいと
くに幼少期
ゆいとに誘われて僕はついていった
これがゆいととの出会い
命の恩人だね
メイドと同じだ
ありがとうって言わなきゃだね
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