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コメント
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ああ…第1話、読み終わりました。 「現人神」として祀られ、唯一の味方だと思っていた親友に最後まで監視されていたという構造が、本当に胸に来ましたね。朝の何気ない会話やアイスを分け合った思い出の描写が温かいほど、裏切りの重さが際立ちます。 そして、本物の神様が「人間は食べない」と涼しい顔で言い放つラスト。あのギャップが効いてます。 続き、どうなるんだろう…村の外の世界や、いふの本当の気持ちも気になります。お久しぶりの作品、待ってました!
神様
昔から、そう呼ばれて生きてきた。
白い髪、白い肌に藤色の瞳。
人のものとは思えないほど、美しいその容姿。
僕は、生まれた時から''カミサマ''だった。
トントンッ
扉を叩く音が聞こえる。
I
I
聞きなれた声。その声で目を覚ます。
S
I
声の主は慣れた手つきで鍵を開け、家に入ってくる。
I
S
I
S
眠い眼を擦って、重い体を起こす。
S
寝ぼけたままパサッと寝巻きを脱ぎ捨てた
I
S
I
いつもの小言を聞き流してサッサと家を出る支度をした。
S
I
S
I
I
I
I
S
S
I
神様
S
I
S
少し不貞腐れた顔で、いつも通りいふの後ろを着いて学校へと向かった。
放課後、帰り道。
S
I
S
I
いつもよりも元気がないように見えるいふ。
S
I
無理をしたように笑ういふ。
I
S
S
I
S
I
I
S
いふの言葉に首を傾げる
いつもは面倒くさそうに嫌がる初兎を無理にでも行かせようとするいふ。
S
S
I
I
S
I
I
いつもなら反抗してくる彼も、今日は大人しかった。
S
I
S
ニコッと無邪気に笑うその姿は、人間らしかった。
いつものように白い着物に身をつつみ、山の麓まで行く。
月に一度のお勤め、山神様に祈りを捧げる。
S
今日もいつも通り、終わった。
村人
S
村人
S
いつも通り祈りが終わると、普段、村へ戻る道と逆方向の道へ進められる。
S
村人
S
村人
村人
何かがおかしいと思った。
S
村人
S
村人
案内人である村人の普段の貼り付けられたような微笑みが、怪しく笑った気がした。
S
村人
S
村人
S
S
村人
S
思考が停止する、何を言っているのか分からない。
村人
急に現れた取り囲むような人の気配。
S
S
腕を捕まれ、足を捕まれ、縛られる
S
S
取り囲む村人を見渡す。
S
その中に、見慣れた姿があった。
S
S
親友の名前を叫ぶ。
I
S
何が何だか分からない。
いふの父
いふの父
S
いふの父
困惑した表情を浮かべる初兎に呆れたように続ける。
いふの父
S
いふの父
S
いふの父
いふの父
いふの父
目の前が真っ暗だった。
S
喉がしまって、体が冷たくなるのを感じる。
S
走馬灯のように、親友と過ごした日々を思い出す。
毎朝、寝起きの悪い僕を呆れ顔で、でも優しく起こしてくれた彼。
学校で分からない勉強を教えてくれた彼。
村人に囲まれれば守ろうとしてくれた彼。
放課後に駄菓子屋によって、アイスを分けて帰った思い出。
休みの日に遠出をしたり、
馬鹿みたいに笑って
落ち込めば慰めてくれて
たまに喧嘩もして…
神様だなんて祭り上げられてみんなと違うんだと落ち込むこともあったけれど
彼だけは、ずっと僕と対等に接してくれた。
兄のように慕って、親友のように遊んで、恋人のように仲良くして、唯一の…唯一無二の、大好きな人だった。
S
壊れたように涙を流す。
声も出なかった。
心に穴が空いたようだった。
この世で1番大切なものを無くした気がした。
S
心臓が痛くて
肺が痛くて
頭が痛くて
心が痛い。
不思議と、裏切られたとは思わなかった。
いや、思っていたのかも。
分からない。
…分かりたくない。
いふの父
村人
I
いふの父
I
目の前が真っ暗で
ショックのあまりか、それとも何かされたのか
気づけば意識を失っていた。
ただ1つ、薄い意識の中で、
親友が泣いていた気がした。
H
眠る意識の中、なにかにほっぺをつつかれる。
S
H
…なに、
ほっぺが…
S
H
何かにほっぺを抓られていたのか、重たい体を無理やり起こす。
S
S
目の前には、狐の耳としっぽのような物をゆらゆらとさせた人。
否
人じゃない。
人型の、ナニカ。
H
ゆらゆらとしっぽを揺らしながら、話しかけてくる少年のようなナニカ。
S
H
H
H
何を言っているのか分からなくて、あんぐりと開いた口が閉じない。
H
S
H
H
H
やっとなんとなく、理解した。
S
H
H
H
H
H
ピースしながらニカッと笑う。
この人こそが、紛れもない
''本物の神様''だった。
アズ
アズ
アズ
アズ
アズ
アズ