俺が目を開けると、そこは知らない天上だった。
海斗
ここは…?
俺がキョロキョロしていると、そこには二人の人物がたっていた。 それは学園長と知らない男だった。
学園長
目が覚めたようだね。何があったか覚えているかい?
俺はコクりと頷く。
?
君が知ってることを教えてくれないか?
ともう一人の男は俺に言う。
海斗
俺は宮島海斗。元闇影のNo.2
青闇と言う名で呼ばれていた。
青闇と言う名で呼ばれていた。
俺は知っていることをすべて話した。
海斗
俺はどんな罪でもうけます。
覚悟はしている。闇影のNo.2になったときから。
?
罪はもう考えてある。
見知らぬ男は俺に手を出し、あり得ない言葉を放った。
?
我らと協力し、闇影を潰してくれないか。
は?信じられない。やめたとはいえ、元闇影だぞ!?
海斗
なぜ俺を…
?
恐らく君は ギフト を持っている。
海斗
ギフト?
海斗
あのふわふわしたやつですか?
確かに、あのときの感じは何だったのだろうか。
?
あれはギフト。まれにもって生まれてくる。簡単に言えば、魔法のようなものだ。
俺がその一人ならば海流も持っている可能性が高い。
?
ギフト所持者の集まり。『聖夜』へ入団してもらう。
それが俺への罪…。
海斗
闇影は俺を連れ戻しに来ます。必ず。恐らく兄、海流もギフト所持者だと思います。
?
入団と言うことでいいな?
海斗
はい。
俺は入団を決めた。
?
今から聖夜本部へ案内する。住む場所がないのなら、聖夜本部にすんでいい。
何て優しいんだ。心がじんじんする。 こんな俺にここまでしてくれるなんて。
海斗
ありがとうございます。
良さん
聖夜へようこそ海斗。私の名は横田 良。聖夜のリーダーをしている。
良さんは俺に微笑んだ。
良さん
聖夜本部へ向かう。私も君のギフトがさっぱり分からない。自分のギフトが分からないと不安だろう。聖夜での活動と共に君のギフトを調べよう。
良さんは説明をしながら、聖夜本部へ向かう聖夜のボスですら俺のギフトが分からないなんて…。俺のギフトはいったいなんなんだ。
聖夜本部にて
聖夜本部は白くとてもきれいだ。良さんがドアを開けると、そこには五人の少年少女が俺を見ている。これはどういう状況なのだろう…。
海斗
えっと…。
良さん
軽く自己紹介を頼む。
海斗
えっと今日から入団する宮島海斗です。よろしくお願いします。
こんな感じていいのかな? 皆は目を見開き、顔を見合わせている。何なんだろうか。
川谷さん
へぇ-これはずいぶんと賢そうな子が来たねぇ…。私は川谷 かおる。よろしくね。海斗。
少し気味が悪いが悪い人じゃなさそうだ。
美奈川さん
私の名前は 美奈川 未来です。こんなかわいい子が来ると思ってなかったです!仲良くしてくださいね🎵海斗くん。
この人はショタコンなのか…? まぁ仲良くしてくれそうだし…。
天野さん
えーっと。俺は天野 翼。分からないことがあったら…その…なんだ。聞いてくれて構わない。
見た目はゴツいが、内面かわいいな。
木田さん
もう。素直じゃないねぇー。翼くんは。 僕は木田 春斗。分からないことがあったら何でも聞いてね。
優しい人で良かった。
八代さん
俺は八代 神夜だ。
礼儀や規則を守るのであれば誰でも構わない。
礼儀や規則を守るのであれば誰でも構わない。
すごく真面目そうな人だ。色々と厳しそうだな…
良さん
改めて、私は横田 良。聖夜へようこそ。心から歓迎するよ。