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晴明
じゃあ早速俺の屋敷に案内するよ
命
！はい！晴明様！！
晴明
ﾆｺｯ(^^♪
晴明
ｽｯ…（晴明が命の手に触れようとする）
ﾊﾞﾁｨｯ！
晴明
ｯ
命
？！どうしましたか？！晴明様！！？
晴明
……なんでもないよ、平気(ﾆｺｯ(^^♪
晴明
さぁ、行こうか
晴明
さてと…ついたよ
命
？此処が晴明様のお屋敷ですか、？
晴明
うん、そうだよ(ﾆｺｯ(^^♪
晴明
早速、中に入ろうか
命
！はい！
晴明
じゃあ……まずは俺の式神達を紹介するよ
晴明
華、詩
✨️✨️
命
！
華
はい！お呼びでしょうか晴明様！！
詩
僕達に何かご用でしょうか？晴明様
晴明
やぁ二人共
晴明
今日は新しい子を連れてきたんだ
命
！私の名前は命（ミコト）！
命
よろしく…！
華
よろしくな！俺は「華（ホア）」！
詩
僕は「詩（うた）」！よろしくね！
華
俺は「唐から渡ってきた牡丹」から
詩
僕は「晴明様の御父君が作られた詩」から創られた式神なんだよ！
晴明
ふふっ……
晴明
……あ、そうだ。命はあとで俺の部屋に来てくれないかい？
命
！晴明様のご命令とあらば…！！
晴明
ﾆｺｯ(^^♪
晴明
じゃあ少し席を外すよ。華、詩
華
はっ！(同時
詩
はっ！(同時
晴明
命。これからは寝る時もコレを付けていてね
命
？コレは…？
晴明
それは翡翠の腕輪
晴明
君の中に在る危険な力を、コレが封じてくれる…
晴明
人の信仰が少なくなっていく中で、神力を使うのは、君の身体にも悪いしね
晴明
もし…君が生命に代えても護りたいものが危険に晒されていたら…
晴明
…コレを外して、全力で護るといいよ。
晴明
君は消えてしまうかもだけどね
命
！私は、生命に代えても晴明様を護ります！！
命
いずれ消えて失くなる身…ならば、やっと「呪神」としての枠組みから自由にさせてくれた晴明様に忠誠を尽くします！！
晴明
ﾆｺｯ(^^♪
晴明
ありがとう
晴明
俺はまだやる事があるから、此処で待っていてくれないかい？
命
！はい！
晴明
ﾆｺｯ(^^♪
晴明
戻ったよ
華
！お帰りなさいませ！晴明様…！！
詩
…というか、十二天将様達の紹介はしなくてよろしいんですか…？
白虎
も〜っ！十二天将「様」じゃないでしょ？！僕達はもはや対等な関係なの！友達でいようよ？！？！
華
ﾋﾞｸｯ？！
晴明
…おや白虎。
晴明
京都の守護はどうしたんだい？
白虎
晴明様の元に新しい気配を感じたので屋敷に戻ってまいりました！青龍達はそのまま僕が帰るまで京都の守護に尽力してほしいと伝えています！
晴明
ふふっ、わざわざ戻ってきてくれたんだね。ありがとう
晴明
実は新しい式神を作ったんだ
白虎
！流石です晴明様…！！
白虎
僕達を従え、尚、並ではない陰陽師であっても2人程しか式神を作れないと言うのに…！！
晴明
ふふっ(^^♪
晴明
そんなことは無いよ。それを言ったら道満も凄いじゃないか
華
道満殿も凄いですよ！
晴明
…そう
晴明
道満は俺の"はじめての友達"だからね
白虎
ところで、晴明様
白虎
その式神とは？
晴明
あぁ、そうだね
晴明
命！おいで！
ｶﾞﾗｯ
命
お呼びでしょうか？晴明様！
晴明
命。この人は十二天将の1人で京都の西を守護する俺の式神の1人・「白虎」だよ
命
！はじめまして！白虎様！
白虎
あーっ？！
白虎
白虎「様」はだめっ！
白虎
普通に「友達」なりたいのっ！！
命
ぁ、うん…💧
晴明
…命、今日はもう疲れているだろう？
晴明
隣の部屋で寝てきたらどう？
命
！ではお言葉に甘えて…
ｶﾞﾗｯ…
白虎
…して、晴明様
白虎
あの命は何から産まれた式神でしょうか？
晴明
ふふっ……白虎、君はもう分かっているだろう？
華
…？
詩
…？
白虎
……はい
白虎
あの気配……恐らく貴船山を統べる呪詛と水を司る龍神・「高龗神」の神力が、晴明様の魂の一部で繋ぎ止められ人の形を成したものでしょう？
華
？！
詩
？！
晴明
ﾆｺｯ(^^♪
晴明
流石だね白虎
華
………ということは…命は晴明様の魂と高龗神から産まれたということですか？！
詩
そ、そんなことをして…晴明様は大丈夫なんですか？！
晴明
あははっ
晴明
大事無いよ。そもそも魂の一部を失ったと言ってもほんの僅かだからね
白虎
（…ほんの僅かであの陰陽の力をその身に宿している…の、？）
晴明
でも、呪詛と水の力はやっぱり神様だから強力で、俺も彼の手に触れたとき一瞬静電気みたいなものが走ったし…
晴明
一応、彼に神力を極力封じ込める為の腕輪も渡したから、多分大丈夫ろだと思うよ。
ﾊﾞｻｯ！
朱雀
白兄様白兄様！
白虎
ん？どうしたの朱雀
白虎
南の守護に何か問題でもあった？
朱雀
いや、僕のところには何も問題は無いんだけど〜…
朱雀
「兄さんだけ晴明様に会えてズルい」って言って
朱雀
玄姉様が若干おかしくなりかけてるって青姉様から連絡来たから伝えに来たの！
朱雀
ほら！僕一応紅鳥の神獣だから龍よりははやいでしょって青姉様に言われたからさ！
白虎
あー…💧
華
…💧
詩
…💧
華
（…どんだけ晴明様過激派狂信者なんだあの人は…💧）
白虎
ちょっと帰ります。晴明様…💧
晴明
うん
晴明
あ、そうだ。六合達にも命を紹介したいから内裏の守護交代するときちょっと呼んでくれないかな？
白虎
かしこまりました！
朱雀
御意っ！晴さまっ！
ﾊﾞｻｯ！
晴明
…さて
晴明
俺達も寝ようか
華
はっ！
詩
はっ！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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