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コメント失礼します 泣きました😭
コメント失礼します! 感動しまくりで、全員が互いのことをすごく思い合っていて全員の優しさがありまくりで涙が溢れてきました😭 そして天国で青くんと水くんが出会って幸せにしてるのかな?と考えるとさらに 涙が溢れてきます😢 神作を投稿してくださりありがとうございます😊文章がおかしいとこがあったらごめんなさい🙇♀️ ブクマ失礼します!
コメント失礼します 滅多に感動しないの【感動して泣かないの】ですがこの作品ではめっちゃ感動して涙が出ちゃいました神作ありがとうございました!お疲れ様です‼️
主子
主子
青水 作品で亡くなる方が出てきます。 地雷さんはすみません。 Rなどは無いです。
主子
主子
主子
青
水
桃
黒
水
たくさんの人が賑わっているとある通り。
仕事帰りのサラリーマン。学校帰りの子達。ティッシュなんかを配るお姉さん。
こんな街で...
また君を...
僕の大好きな大きい背中を間違えるはずがない。
フードを深く被ってその背中を追い越した、
愛してるよ
通り際に言ったこの言葉は、賑わっている街の音でかき消されたんだろう。
君の前をとおりすぎた時、強い風が吹きフードが落ちる感覚があった。
ぁっ...ーーーー
キィィィーーー!!!!
水
青
水
青
水
青
水
青
水
青
水
青
水
青
水
水
青
桃
桃
カーテンを開けながら俺を起こすのは、今一緒に住んでいるないこだ。
青
あの日を境に、なんの気力もわかなくなってしまった俺を気にかけてくれている。
桃
申し訳ない。ありがたい。
でも今日はなんだか気分がいつもより良くない。
こちらを向いたないこの驚いたような心配するような優しい目が俺を突き刺した。
桃
俺を抱きしめたないこは、起き上がった俺をゆっくりと寝かして電話をしに部屋を出た。
あの日、ほとけが、愛しの人が俺の前から突然姿を消した日。
何の変哲もない平日だった。 会社から帰って、2人で夕飯を食べて、風呂に入って、布団に入って... ハグをして。 幸せな夜が待ってると...考えてた。
青
いつものように愛しの人が待ってる扉を開けるがあの元気な 【おかえり】 が無い。
青
寝ているのか。そう思って寝室に行くと、変わり果てている部屋。
青
仏の荷物がほとんど無くなっている。
急いでリビングへ行く。
青
・・・
静まり返ったリビング。
青
リビングもまた、仏のコートやカバン。そしてキャリーケースまでも無くなっている。
ただ、1つだけあるとすると。 スマホ。
青
もう帰ってこない。 何故かそう感じてしまった俺は食事さえも喉を通らなかった。
桃
俺が部屋に戻ると頭まで布団を被っていた。
桃
布団に手を当てると震えているのが伝わる、
こうなるのは当たり前だ。大切な人が突然姿を消すんだから、
...本当にイムはこれで良かったのかな。
水
桃
水
桃
水
・・・
桃
水
桃
水
桃
水
桃
水
水
水
桃
水
水
桃
水
水
水
水
桃
水
桃
水
桃
桃
水
桃
水
水
水
水
あいつは本当に1回も泣かなかった。俺ばっかり泣いてしまった、
...最後の最後までバカいむだ。
本当に、これで良かったの?
この家で寝る最後の日。
そんなことも知らないで隣で眠る彼氏。
水
僕は大好きで、何度も救われてきた君の背中に顔を押し付けて涙を流していた。
イフくんが寝返りを打ちこちらを向くが、まだ寝ている。
水
寝ぼけてるのだろう。僕を抱き寄せ頭も撫でてきた。
水
...でも。
水
明日の朝までは。僕の。
ピーポーピーポー🚨
桃
ガラガラガラ
桃
桃
先
桃
先
そう言われて直ぐにストレッチャーが俺の前を通った。
まろは、3つほどの点滴を刺されているが致命的な外傷は見た限りは無い。
安心してまろのストレッチャーについて行こうとした時、もう1つ後ろから音がした。
桃
桃
桃
先
桃
先
先
先
桃
先
桃
追い抜かして、フードが落ちる、
水
フードを被って、後ろを確認した。
イフくんは横断歩道を渡ろうとしていた。
水
ブゥウウウウウーーーン!
すごい勢いで走るトラックが1台。
水
自分でも何してるんだろうって思ったけど。いてもたってもいられなかった
その、その背中がこの世からなくなったら。救われる人も救われない。
どんっ
水
いふくんの背中を前に押すと同時に僕の背中に衝撃が走る。
意識が朦朧としてる中で見つけたイフくんは、たくさんの人に囲まれていた、
血もそんなに出ていないみたい。
水
水
そう言い、微笑み。僕は眠りについた
ピ、ピ、ピ、ピ、
青
青
桃
桃
青
桃
青
桃
桃
青
青
桃
青
桃
桃
青
あんな、包帯ばかり巻いて、機械が沢山着いた仏を見たら。
まだ、まだあわせられない。
今度は本当に、まろがダメになっちゃう。
青
青
桃
青
青
桃
青
桃
桃
桃
青
青
青
桃
桃
青
青
青
青
青
桃
桃
青
桃
青
青
青
青
桃
桃
青
桃
いむ、本当にこれで良かったのかな
まろがこんなにも弱ってるのを知ったら、お前はどうする?
...はやく起きて、残りをまろにあげられないのかな
もう、遅いのかな
桃
青
退院の日
まろは、会いたかった人にこんな形で会うのか。
桃
青
呼吸器を付けて
点滴を付けて
たくさんの包帯を巻いて
そのなか、唯一。 白く綺麗な手をまろが握る
青
桃
桃
青
青
青
青
青
青
青
桃
まろの涙が、綺麗ないむの手に落ちていく。
愛する人の涙で目を覚ます。なんてことは、現実で起きないのだろうか。
泣き声
機会の音
励ましの声
泣き声
大好きな声
今日はいつもより外が賑やかだ
僕もそっちに行きたい。ここから出して
あたたかい
イフくんの手だ
そこにいるんだ
脳がはたらかない
最後に、
これが最後でいい
目を開けさせて
そしてもしできるのなら
会話をさせて。
手、動け
握れ、イフくんの手を。
イフくん、分かるよ、分かってるよ。
手を繋いでくれてるの、伝わってるよ。
僕がいなくなる前に、
絶対に、その背中をもう一度押すから
待ってて。
青
青
青
桃
青
青
桃
桃
いむの髪を撫でたり、手をにぎにぎしているまろ。
こんなにも幸せそうなのを見たのは、いむがいなくなってからは初めて
だけど、
桃
青
青
青
まろはそう言って、 自分のコートをいむの布団にかけ病室を出た。
青
毎日通いはじめてから随分とたった
会社に行って、帰りにほとけに会いに来てを繰り返している。
青
青
青
青
青
青
青
頭をずっと撫でる。
ほとけは、俺に撫でられると嬉しそうな顔をしてたんだ。
ぴくり
ほとけの瞼が動いた気がして、顔をじっと見つめる
青
青
水
青
薄く見える水色の瞳は
確実に俺をとらえていた
水
水
青
水
水
青
水
水
青
青
水
青
水
水
水
青
青
青
とんっ
愛してる、そう言おうとしたとき
あの時のように、背中を押された。
驚いて振り向いたと同時に
耳を突く機械音が鳴り響いた。
あの後、どうやって家に帰ったのか
どうやってほとけとお別れしたのか
ずっと思い出せないまま
1年が経とうとしていた。
桃
カーテンを開けながら俺を起こしているないこ。
桃
青
あの日を境に、
俺は、もう1人では生活ができない人間になってしまった。
青
桃
桃
桃
青
桃
桃
青
青
桃
青
桃
桃
青
仕事も、まともに出来ず
週に3回出来てたら良い方だった
青
桃
桃
桃
桃
青
桃
桃
桃
青
手を握る。
絶対に離さないように
まろで居なくならないように
桃
桃
桃
青
青
桃
久しぶりに見たまろの楽しそうな顔
嬉しかったな
桃
青
荷物で両手がふさがってしまい、まろの手を握っていないから。
声をかけて、横断歩道を渡る
桃
ここの横断歩道は距離が長い
早足で行かなくては行けないのだ
桃
足音がしない、そう思い後ろを向こうとした
それと同時に俺に強い衝撃が。
桃
桃
誰かに押されて転んでしまった。
横断歩道の途中だ、まろは何処に
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
もう、まろの手は冷たくて
優しい心臓の音も感じられない。
ごめんね、いむ。
俺はまろを守れなかった。
大切な人を、この手で守れなかった
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
黒
黒
そう言って、ないこを起き上がらせる。
黒
桃
黒
桃
黒
桃
黒
桃
桃
黒
桃
ないこ。 俺の弟だ
幼なじみだった、ほとけとまろ。
ほとけが亡くなった時にはじめて、まろの面倒を見ていると知った
ほとけと約束したんだって 真剣な顔で言っていた。
でも、まろは自分を助けて亡くなった。
よく頑張った。
ないこは何も悪くない。
今度はお前は助けてもらう番だ
桃
黒
桃
桃
黒
しっかりと手を繋いで
今日を始めるために、足を踏み出した。
この手で君を守るから。
fin