テラーノベル
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あったかいろ
コメント
6件
見るのが少し遅れてすみません。 ガチでこんなにも素敵な作品を作ってくださりありがとうございます。 マジで応援してます。 いっぱい♡押しておきます。
ご覧いただきありがとうございました!︎💕 嬉しいコメントや恐ろしいほどのハートをいただきびっくり状態です… 全てに感謝😭✨
k n
k n
俺の服も血にまみれ 床まで滴り落ちている
s m
k n
先程まで強く痛んでいたはずなのに
今はどうしてだか虚しさで いっぱいになっていた
s m
s m が食堂をあとにして 一人呟いた
k n
k n
悲惨で
目を背けたくなる
k n
疲れてしまった
俺のやっていることは 人形遊びに過ぎない
使い物にならなくなったら また新しいものを拾う
それを何度も繰り返し
たくさんいた人形も 1人になった
人生上手くいかないことばかり
不幸と思ってしまうのは道理
俺は不幸者なんだ
s m
救急箱を抱えた s m が 急ぎ足で向かってきた
k n
s m
二人椅子に座って向き合い 応急処置をしてもらった
その時間 俺らは口を開かなかった
s m
k n
医療についての知識なんてないので いいのかはよくわからなかった
k n
k n
紫の瞳がこちらを向く
k n
k n
この
くだらない人生という物語に
終止符を打つ
s m
最初から物語なんてなかったかのように
俺たちは姿を消す
そして
生み出されてきた
言葉
色が
全て白紙に戻る
木々に炎を上げさせ
勢いよく周りにに広がっていく様を 見つめた
次期に
この屋敷も
生きた証も
消え去るのだろう
炎が屋敷まで到達した時
俺らは最上階から飛び降り
炎に身を包む
k n
k n は透き通った涙を零し
口角を上げる
s m
共にした時間は短く
俺は従っていただけ
k n
k n
k n
k n
k n
k n
k n
不思議なものだ
心がふわふわとする
感謝とは こんなにも温かいのか
人とはこんなにも美しいのか
笑顔とは切ないものなのか
近づく死を前に
初めての感情ばかりで
胸が熱くなった
そもそも感情はなかったはず
俺は空っぽだった
k n
k n
k n
涙声で懇願される
俺は初めて k n と会った時の あの優しい笑顔を真似て話す
s m
s m
s m
s m
s m
s m
s m
s m
s m
s m
k n は瞼を閉じて 優しい声色で言う
k n
s m
k n
こちらへと誘うように 炎が揺れ動いている
s m
横に並ぶ s m と 自然と手を握り合う
互いに顔を見つめ 息を合わせ
地から足を離した
猛スピードで落下していくのに
多くの景色が浮かび上がる
『離…し"て"ッ…!!』
と怯えた声
『自殺…なんて…』
醜く裂かれていた身
『泣いてるの…?』
ナイフを向ける凶器の香り
『友達な"んかじゃ"ない"ッ…!!』
信じたくないほどに真っ直ぐな瞳
『はい』
本当に聞いているのか曖昧な返事
k n
死者は決して生き返らない
この死は俺なりの償い方だ
後悔しても変えることのできない
生きるものにだけ与えられた選択
k n
k n
いつだってそうだった
俺から人が離れていく
小さい頃から変わっていない
傷と痣まみれで
俺より大丈夫と言えない人が 優しい言葉をくれた
k n
k n
k n
k n
名前も知らない子の言葉を
信じ続けてきた
弱肉強食で
世界が成り立つ