優香
ねぇ。あなたは私が死んだらどうする?
狐
…
優香
ねぇ
狐
………どうも出来ない。
優香
そっか。
優香
そうだよね
ある日少女は言いました。
「私が死んだらどうする?」と。
狐はいつも優香に育てられていました
優香はとても優しい子なんです。
優香
実はまだ何も言ってなかったけど
優香
私の寿命あと3ヶ月なんだって…
狐
…?!
優香
いきなりごめんね。
優香
でもあんたも長く生きてるでしょう?
狐
…
優香
1人でも…いけるよね…
狐
いやだ。優香と一緒がいい
優香
あんたはもう20年生きてるんだよ
優香
大丈夫だよ。
狐
…
優香
……気晴らしで神社でも行ってみるる
狐
行く。
優香
…よし。行こう
優香
っと!
優香
ついた!
狐
神社ってこんなのか??
優香
そうだよ。ここでお参りするの
狐
僕みたいなのもいる。
優香
像だよ(笑)
狐
像って言うのか…
狐
これはなんだ?
優香
このお水で手を綺麗にしてお参りするんだよ。
狐
そうなのか…
優香
っさてお参りしようか!
狐
そうだな
…ガランガラン…
狐
びっくりした。なんの音だ?
優香
気にしないよ。さて次はどこに行こうか
狐
小さいお店があるぞ!
優香
屋台…?
狐
屋台って言うのか?とりあえずそこに行きたいぞ
優香
分かったよ
優香
わたあめいる?
優香
はいどうぞ
狐
なんだこれ!ふわふわ?してるぞ
優香
食べてみて!
狐
…おいしい!!
優香
でしょ〜
優香
リンゴ飴も食べよ!
狐
なんだこれ!赤いぞ!血か?
優香
甘いよ!
狐
甘いのは大好きだ!
優香
よく食べるなぁ
優香
そろそろ帰ろうか
狐
僕は大満足だ。
優香
良かった良かった