H.
H.
冷めきったメンバーの視線が
また、向けられるんじゃないかと思うと
どうしようもなく怖かった
でも、もしかしたら今日は信じてくれるかもしれない
ほとけがあんなことするわけないって、
言ってくれるかもしれない
そんな風にどこか期待してる自分もいて……、
H.
そんな、決断に至った
リビングの扉を開けると
りうちゃんが泣いていた
そんな、りうちゃんを慰める初兎ちゃんもまた
泣きそうな、顔をしていて
他のメンバーも悲痛な表情を浮かべてる
H.
N.
N.
そう言って、ないちゃんがスマホの画面を見せる
そこにはまた、知らない、僕のツイートがあった
N.
ないちゃんの声は泣きそうで震えていた
H.
違うと言っても、耳を傾けてくれる人なんていない
Y.
S.
誰も、味方なんかしてくれない
I.
メンバーの背中がだんだんと、遠ざかっていく
違う、僕は何もしてない
僕じゃない、お願い
信じてッ……
必死な訴えも、伸ばした手も
結局は誰にも届かなかった
らう
らう
𝐧𝐞𝐱𝐭…♡700
コメント
19件
なんか表現の仕方がうまいから余計泣けてくる、、
うわあああ!え?じゃあ誰がやってんの?!どっちの気持ちもわかるからこそ辛い...でも好き...
やっぱり最高‼️神作品‼️ しょーじき、推したちのこういう物語がめちゃくちゃ好きなんよ…壁|ω・*)コソッ…