裏切りの人狼

兵庫と和歌山が居なくなって、 大阪は変わった

俺の事を兵庫だと思い込み、 俺の存在を否定する

大阪に悲しんで欲しくなくて 兵庫になりきる 俺は、兵庫じゃないのに....

俺と兵庫の共通点はないに等しい

顔も 性格も 好みだって 何一つ.....だから 俺じゃアイツ（兵庫）にはなれない

大阪の言葉が俺の心を蝕む

仲間はずれにされてるような... 俺という存在が....人格が

完全に無くなってしまう

ここに居てはいけない

体ではわかっても、大阪を見捨てることは.....あれ、でも俺なんで.....

大阪の首を絞めてるんだ...？

時すでに遅く.... 大阪は衰弱しきっていた 弱々しい顔で俺を見て、

ﾌﾟｯﾂﾝ)))切

その瞬間俺の中で何かが切れた

でも...少しだけスッキリした

大阪の苦しんだ顔に 不覚にも興奮してしまったから

俺ってやっぱ...可笑しいのかな

ここは...

村人陣営を裏切り狂人となるか

はたまた、自分自身を捨てるか

昔から人の不幸に興奮した

そいつが不幸になると、自分の価値が上がったような気がして....

不幸なやつが俺に縋ってくると

必要にされてるんだって、

自分の存在意義を再確認できる

そんな俺を受け入れてくれたのが 東海だった

近畿にだって、 俺を拾ってくれた恩はある

ガチャ)))

力ない笑み... 無理をしてるのが目に見える

俺は岡山を待つことにした... しかし、その選択が間違え だったのかもしれない

何分位経っただろうか... 10分くらい？いや、もっとかな

お茶注ぐのにそんなにかかるか？

なにか...嫌な予感がする