TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

𝒮 💗

ん、?
なに?

𝒞 💙

ずっと、さとみくんに聞きたいことが──

タッタッタッ──

ℛ ❤️

さとみくん!!

𝒮 💗

ッ!!
莉犬ッ!

ℛ 💛

さとみくん...ッ!

𝒮 💗

るぅともッ...!

𝒩 💜

さとちゃん

ギュッ──

𝒥 🧡

さとちゃぁぁぁん!!

𝒮 💗

みんな...ッ

𝒞 💙

...ニコッ

𝒩 💜

本当に...本当によかった

ℛ ❤️

さとみくん...ッ、さとみくん...ッ

𝒥 🧡

一生起きんかったらどないしようかと思った、w

ℛ 💛

みんな心配してますよ...ッ

𝒮 💗

ほんとに...
迷惑かけました... (ポロッ

𝒞 💙

なにバカなこと言ってるんですか~?

𝒮 💗

え...ッ?

𝒞 💙

僕たち、
さとみくんのこと迷惑とか
1回もこれっぽっちも思ってないから

𝒮 💗

ッ...

𝒞 💙

ね、みんな?

ℛ ❤️

当たり前じゃん!

ℛ 💛

僕たちの自慢ですよ。さとみくんは

𝒮 💗

ッ...ポロポロッ

𝒩 💜

まだ色々と制限されてるけどさ
頑張ろ

𝒥 🧡

俺たちの可能性は無限大やで!

𝒮 💗

ポロポロッ...

𝒞 💙

さとみくん

スッ──

ℛ ❤️

応援するよ、いつだって

ℛ 💛

寂しい時はギュッと抱きしめる

𝒩 💜

落ち込んでたら

𝒥 🧡

絶対笑わせる

𝒞 💙

隣がいいよ、帰っておいで

𝒮 💗

ッ...ただいまぁ

「おかえり」

ギュッ──

𝒥 🧡

今夜は焼肉や~!

𝒮 💗

ちょっと待てw
俺、病院から出れねぇよw

𝒩 💜

安心してよ!

ガラガラッ──

ℛ ❤️

看護婦さんの許可はとってあるから~!

看護婦

全く...w

𝒞 💙

こんなに痩せちゃったんだから~

ℛ 💛

あはは...w

看護婦

さとみさん

𝒮 💗

はい?

看護婦

チョイチョイ

スタスタスタッ──

𝒞 💙

...?
さとみくん...?

廊下

看護婦

さとみさん
この診断はみんなには言ってないんだけどね

𝒮 💗

...はい

看護婦

後遺症、やっぱりあったみたいで...

𝒮 💗

ッ...
そ、ですか...

看護婦

1つ目は歩くのが負担

𝒮 💗

一生、歩けないんですか...?

看護婦

一生ってことはないわ
リハビリ頑張りましょう

𝒮 💗

ッ...はい

看護婦

2つ目は消化困難

𝒮 💗

消化、困難...

看護婦

食べた物を消化するのに時間がかかるの
無理をすると嘔吐しちゃうわね

𝒮 💗

...

看護婦

それが重なって栄養失調なって
亡くなるケースもあるわ...

𝒮 💗

そう、ですか...

看護婦

3つ目はッ...

𝒮 💗

み、3つ目は...?

看護婦

忘愛症候群...ね

𝒮 💗

忘愛...?

看護婦

あなた、好きな人を思い出せる?

𝒮 💗

好きな人...?

𝒮 💗

(誰かいたはずなのに...
誰だっけ、思い出せない...)

看護婦

それね...

𝒮 💗

え...

看護婦

あなたが眠っている間
あなたは好きな人との
記憶、時間、全て忘れてしまったの

𝒮 💗

...なんで

看護婦

何かがあったのね...

𝒮 💗

ッ...

看護婦

大丈夫...必ず元に戻るわ

𝒮 💗

...はい

看護婦

ッ...そうだ

𝒮 💗

え?

看護婦

青髪の男の子

𝒮 💗

ころん...?

看護婦

あの子があなたの命の恩人よ

𝒮 💗

え...ッ

看護婦

口止めされてたんだけどね...w
ごめんなさいね

𝒮 💗

ッ...

看護婦

じゃあね

スタスタスタッ──

𝒮 💗

(ころんが、命の恩人...ッ
忘愛症候群...?)

𝒮 💗

誰だっけ...ッ
俺の好きな人ッ...

タッタッタッ──

𝒞 💙

(さとみくんどこ行ったんだろ…)

スタスタスタッ──

𝒞 💙

(足音?
さとみくんかなぁ…)

タッタッタッ──

𝒞 💙

|ω・)チラッ

𝒮 💗

はぁはぁ…
(ころんが恩人、忘愛症候群…)

𝒞 💙

さとみくん!

スタスタスタッ──

𝒮 💗

ッ…来るな!

𝒞 💙

ッ…えッ

𝒮 💗

今は、1人にしてほしい…

𝒞 💙

ッ…
ごめん、じゃあね (ニコッ

タッタッタッ──

𝒮 💗

ッ…ころん…

タッタッタッ──

𝒞 💙

はぁはぁッ…

パタンッ──

𝒞 💙

正夢に、なっちゃうのかなぁ…w (ポロッ

「来んな」

「俺はお前が大嫌いだ」

𝒞 💙

やだッ…やだよぉ…

廊下

𝒮 💗

なんでッ…

「今は、1人にしてほしい…」

𝒮 💗

あんなこと言ったんだよ…

𝒮 💗

(ありがとうって…言いたかった…
それなのに…)

資料室

看護婦

暗いわね…

スタスタスタッ──

看護婦

ここに、忘愛症候群の事例があるって…

ドンッ──

看護婦

きゃぁッ…

バサバサッ──

看護婦

も~、最悪…

ガサガサッ──

看護婦

ん、?

忘愛症候群事例

看護婦

あ、ちょうど見つけた

看護婦

ラッキー♪

ペラペラッ──

看護婦

…え?

忘愛症候群。 異種事例│× × × ころん

看護婦

ころんって…
えッ…?

シ ト ラ ス 香 る 君 の と な り で 。【完結】

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,428

コメント

22

ユーザー

ブクマ失礼します

ユーザー

連載ぶくま失礼します!

ユーザー

気になりすぎて寝れちゃうかも…‪w‪w

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚