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焼きただれた城。
北の国、ノースリバー。
エイジ
エイジは、中央諸国 ロタ から送られた
最年少剣士である。
その若さはなんと数え16歳。
エイジは、周りの人から
国の者達
と褒められながら育ってきた。
今回も、
国の者達
と 送られてきたのだ。
エイジ
エイジ
エイジ
エイジが送られてきたのは、
ロタの王の名誉のためであった。
王は密かにノースリバーの姫と関係を持っていた。
そこでこの状況になったノースリバーを、
「知らんがな」と突き放すことは出来なかったという。
エイジ
エイジ
エイジ
エイジ
エイジ
エイジ
エイジ
エイジ
エイジ
エイジ
エイジはここまで来るのに1人で1ヶ月もかけてきたのだ。
家のことももう、思い出せなくなっていた。
エイジ
エイジの目には涙が浮かぶ。
???
エイジ
エイジ
???
エイジ
???
エイジ
???
エイジ
エイジ
優
クラスメイト
優
長瀬優は腐女子だ。
腐女子とは、ここでは男の子同士の恋愛、つまりBLが好きな女の子のことを指す。
なのでここで優が拝んでいるのはそのペア……
かと思いきや
優
優は、悔しがる男子生徒を拝むのが大好きなのだ。
優
優
友人
と言われることも少なくない。
優
優
警察の方
どうやらわかっていなかったようです。
優
警察の方
優
そうです私、気付かぬうちにストーカーをしていたみたいなんです。
警察の方
優
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
まぁこんな具合で当たり前だけれども
お母さんにも永遠とお説教を受け
優
疲れて眠り、
起きればそこは見たことの無い場所だった。
優
優
優
外に広がる火の海に、優は息を飲む。
優
優
優
優
優
優
優
それから優は丁寧に祈りを捧げた。
優
足元に、破れかけたボロボロの紙が落ちているのを見つけた。
優
見てみるとそれは、地図だった。
優
優
優
それはただの地図ではなかった。
敵の襲来の方向の予想が、隅々まで書き込まれていた。
優
その言葉に現実味が増し、優は少し身震いをする。
優は駆け足で礼拝堂を出た。
優
エイジ
優
優
エイジ
エイジ
エイジ
エイジ
優
優
優
エイジ
優は何がなんでもこの城から出たかった。
このチャンスを逃せば敵に襲われ死ぬ、と思ったからだ。
優
続く……