お久しぶりです! 下書きに結構書き進めていたお話があるので、 途中までですけど、投稿していこうと思います。
蒼井 心音 ♀ 2-A ふわふわのショート いつでも明るい元気っ子 如月 流羽 ♂ 2-A 面倒見がよく、男女共に好かれている 柴山 虹々 ♀ 2-A さらさらのポニーテール 人のことには敏感なのに、自分のことになると… 久城 咲紅 ♂ 2-A 家が大金持ちのお坊ちゃん 普段は元気だが、好きな人の前になると…
恋愛物語/学パロ/咲紅虹々/流羽心音
今日からはいつもと違う教室へ入る。
中に入れば、初めて会う子ばかり。
これが新しいクラスメイトとなると思うと楽しみで仕方がない。
先程クラス分けを見てきたわけだが、
虹々
虹々
元気よく話しかけてくれる私の大親友、 彼女が同じクラスの為、友達作りの心配なさそうだ。
心音
心音
虹々
この子は、柴山虹々。 「虹々」と書いて「なな」と読むことに最初は驚いたが、 虹の七色を表しているらしくしっかりと意味を成していて 実際、虹々ちゃんにピッタリで素敵な名前だと思う。
虹々
心音
心音
虹々
新しいクラスの為最初の席は番号順。
「蒼井」の為、席は窓側の一番前。
虹々ちゃんは「柴山」なので、真ん中あたりに座っている。
先生
先生
担任と思われる先生が入ってきていよいよ2年生の生活が始まる。
生徒
先生
先生
先生
先生
先生は明るいキャラの感じのようだ。
先生
先生の一言で始まる自己紹介。
基本は1番の人から始まるからいい気分にはなれない。
先生
先生
どうやら先生は自分の心を読んでくれたのか これなら気楽に自己紹介ができそうだ。
先生
生徒
真ん中の1番前に座っていた男子生徒が 先生の指名により自己紹介を始める。
生徒
生徒
生徒
1人目が自己紹介を終え、2人目を指名する。
生徒
生徒
流羽
ふわっと聞こえた彼の声。
可愛らしい幼い声をしていた。
流羽
流羽
流羽
るぅとと名乗った彼は、 爽やかな感じのすっきりとしたイケメンで なんだか目が離せなかった。
流羽
流羽
彼が指したのは私の方だった。
心音
流羽
まさかの指名に驚きをかくせない私に ニコッと包まれるような笑顔を見せてきた彼。
私の心はもう破裂しそうなほどドキドキしていて ずっと鼓動が止まなかった。
心音
心音
心音
心音
無事自己紹介を終わらせる。
次に指名するのは、もちろん
心音
虹々
心音
虹々
虹々
虹々ちゃんの自己紹介。
虹々ちゃんはいつでもしっかりしている。
虹々
咲紅
虹々ちゃんに指名された男の子はビクッと体を震わせ、席を立つ。
咲紅
何処かしら頬をほんのりと赤らめていた。
咲紅
咲紅
咲紅
生徒
生徒
どうやら今自己紹介をした咲紅っていう人は 久城家の息子さんだと思われる。
久城家は相当なお金持ちで、とても有名である。
すごい人と同じクラスになっちゃったなと心の底から思った。
咲紅
咲紅
生徒
このような感じで全員の自己紹介を終えた。
しばらく自由時間になり、虹々ちゃんの元へ向かう。
心音
虹々
心音
虹々
虹々
ほっとしたように虹々ちゃんはふにゃっと笑う。
こういう所、本当にかわいい。
流羽
流羽
ふと、前の人たちの会話が耳に入る。
咲紅
虹々ちゃんの席の前に居るのは 久城家の息子さんのさとみくんと
先程の自己紹介で私を指した 爽やかな感じの流羽くん。 好印象すぎて名前覚えちゃったw
流羽
流羽
咲紅くんは朝から 緊張からなのか、ずっと動きが固まっている。
でも、久城家の息子さんにとってそれはないはず…
咲紅
流羽
咲紅
流羽
虹々
流羽くんが虹々ちゃんのことを 指すような発言をしたため 虹々ちゃんがびっくりしている。
咲紅
虹々
虹々
虹々ちゃんが咲紅くんたちの方に声をかける。
咲紅
咲紅
私はこの咲紅くんの様子を見て察してしまった。
流羽
流羽
るぅとくんが笑い出したと思ったら、急のころちゃん呼び。
心音
流羽
心音
流羽
こんなかっこいい子と話すことは中々無いから妙に緊張する。
虹々
虹々
虹々
1人だけ話についていけない様子。
彼女は自分のことになると鈍感だからわからないと思う。
因み私が察したのは、
“咲紅くんが虹々ちゃんに一目惚れしちゃった”
ってこと。
虹々
虹々
虹々ちゃんは彼の気も知らずに、咲紅くんの顔を覗き込む。
咲紅
心音
心音
虹々
虹々
先生
どうやら時間が経っていたようで、下校の時間。
心音
虹々
荷物をまとめて教室を出ようとした時。
流羽
流羽
心音
爽やかな笑顔を見せてきたこと、 他の子には言わなかったのに私にだけ挨拶してくれたこと…
この特別感に私はしばらく頬を赤く染めながら 帰路を虹々ちゃんと一緒に歩いて行った。