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※ 実際の人物や団体などとは関係ありません ※

貴方は、『 運 命 』というものを信じますか?

このお話は、一人の女性と、一人の男性が、運命に迎えられる話です。

私には、前世の記憶がある。

はっきりと、鮮明に。

前世では、一人の男性と結婚し、町一番の仲睦まじい夫婦だった。

相手の旦那さんは、とっても顔が整っていて、明るい人だった。

自由人だけど、ちゃんと私のことを考えてくれていた。

そして私も、その人と沢山の思い出を過ごした。

けど、旦那さんの友達が事件を引き起こし、私の目の前で旦那さんが殺されてしまう。

けど、その記憶が何かの役になる訳でもない。

だから、今まで生きてきた中で、この前世の話を誰にも話してこなかった。

俺には、前世の記憶がある。

はっきりと、鮮明に。

俺は、一人の女性と結婚し、 町一番の仲睦まじい夫婦だった。

美しく、優しく、俺の事を支えてくれる、最高な妻だった。

そんな妻に支えられれば、どれだけ辛い仕事でも頑張れた。

そんなに贅沢していたからなのか、俺の信用していた友達が事件を起こし、俺は妻の目の前で殺されてしまった。

今もその女性が生まれ変わりでこの今世にいるのではないかと、半信半疑で探し続けている。

街の中に、クリスマスソングが流れている。

沢山の溢れかえったカップル。

星のように輝くイルミネーション。

ケーキが安いと騒ぐケーキ屋。

しんしんと降る雪。

コンビニで買った、安い透明の傘を差して、1人家へ帰る。

こんな夜は、あの人のことを思い出す。

あの人とは、沢山の思い出があった。

一緒に散歩したこと、お花見したこと、愛の言葉を言い合ったこと。

全てが楽しく、嬉しかった。

あの人は、今、どこにいるのだろうか。天国?それとも生まれ変わっている?

それは、私にも分からない。

いつか出会えたら…

なんて考えるけれど、実際、前世に関係した出来事なんて、私が生きてきた中で1度もない。

切なく、私の想いは終わったのだと思った。

「はぁ、」

小さく溜息をついただけで、白くなり、夜空へと向かった。

その小さい悲しみという名の白い息を目で追っていると、誰かの白い息と混ざった。

すると、今の時期では珍しい、カップルではなく、前から一人の男性が歩いてきた。

真っ黒の傘で顔は見えないが、雰囲気は魅力溢れる、目が引く人だった。

そのまま私も歩いていき、その男性と通り過ぎる時、

チリンッ…!

「…!?」

大きい鈴の音が私の耳の中で響いた。

後ろを振り向くと、男性も私を見ていた。

私の脳内がハテナで埋め尽くされている時、相手の男性は小さく、私に一言、

『 やっと見つけた… 』

こう呟いた。

でも、私もこの人をずっと待っていた気がして、何か、不思議な感覚に襲われていた。

どこかで見たことがある。えっと…

!!…そうだ。

あの人だ

ずっと大好きで、愛していて、求めていた人。

前世の時から、私という存在がまだない時から、

ずっと、待っていた人。

この人がいる限り、この人と私が結ばれる限り、私は運命を信じる。

なぜなら、この人と私は、

運命 なのだから。

仕事帰り、俺はいつもの道を通り、家へ帰る。

けど最近は、クリスマスという神が生まれた日の記念日が近ずいていて、やけに騒がしい。

小さい雪が、少しずつ俺の差している傘に溜まっていく。

今日もあの人は見つからなかった。

見つかる訳が無い人を、今日も、今日もと、いつか見つかるかのように思っている自分が嫌になる。

ただ、傷つくだけなのに。

深い溜息をつくと、白い息となり、空へと向かった。

俺はそんな息なんて気にすることなく、スタスタと歩いた。

すると、よく傘で見えなかったが、1人の可愛らしい女性とすれ違おうとしていた。

すれ違った瞬間、

チリンッ…!

鈴のような音が聞こえた。

もしやと思い、後ろを振り向くと、相手の女性も振り返った。

…やっぱりだ。

顔が見えた瞬間、納得した。

なぜなら、俺が、ずっとずっと探していた人だったのだから。

『 やっと見つけた… 』

俺はあまりの嬉しさに、言葉が零れた。

すると女性は目を見開き、俺のことがわかったようだ。

……俺の友達なんかは、運命なんて信じないなんて言うけれど、俺は信じる。

なぜかって?それは…

今、目の前にいる女性こそが、運命の人なのだから。

皆さんこんちわえすです!

いかがでしたか~!?

少し勢いで書いてしまったので自信はないです🙃

前回出した短編と、今回の短編がクリスマスの作品なのかなと思うじゃないですか!?

でも私もっとクリスマスらしい妄想書きたいんですよね…!💭

少し遅くなるかもしれませんが、首を長くしてお待ちしていただけると幸いです🙇‍♀️

それでは、お暇致します🙇‍♀️

この作品はいかがでしたか?

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コメント

28

ユーザー

すきぃぃぃ

ユーザー

あのっ! おはようございます(?)こんにちは(?)こんばんは(?)おやすみなさい(?) 私の事覚えているか分からないんですけど、えすさんが てぐみさんの垢だった時仲良くさせてもらっていた同い年のりなです!!! 最近てぐみさんがえすさんになったって事知ったんですけど、、…… また良かったら仲良くしてもらいたいです😳😳😳😳

ユーザー

最高過ぎます…🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️

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