初兎
…ん…ッ?
目が覚めると、俺は大きな城の前で倒れていた。
初兎
2人はッ…!
早く起きて2人を探さねば。
そう立ち上がろうとしたが、噴火の衝撃で怪我してしまったのだろうか。
体が思うように動かず、起き上がれないことに気づく。
初兎
くそッ…!くそ…!!
焦り
痛み
苦しみ
妬み
全てのマイナスな感情がどっと胸に積み重なる。
2人はどこへ行ったのか。
それか最悪の場合は死。
そんなことは考えたくなかったが、頭の中はそれでいっぱいだった。
目頭が熱くなるのがわかる。
と、その時。
-hotoke-
お兄さん、大丈夫?
可愛らしい男の子のような声が聞こえた。
振り返ると…
可愛らしい見た目をした小柄な男子。
初兎
ッ!?
じゃない。
この子は…
悪魔じゃないか。
-hotoke-
君すごい怪我だよ!
-hotoke-
取り敢えず、家に来てよ!
初兎
でも…ッ
だめだ。
彼は悪魔で俺は天使。
関わったら俺は罰を食らうし、君の身にも何かが起きてしまうかもしれない。
-hotoke-
いいから!
これ以上苦しんでるところなんて見たくないからさ!
これ以上苦しんでるところなんて見たくないからさ!
あぁ、どこまで優しいんだろうか。
…惚れちゃったかもしれない。
初兎
…ッなんてね…
-hotoke-
え?なにが?
初兎
いや、なんでもないで。
-hotoke-
なら良かった!
初兎
ここ…暗いね…
-hotoke-
そうかな?魔界は全部こんな感じだけどね…
初兎
そうなんや…
バチンッッ!!
初兎
ぅえ!?なに!?今の音!
-hotoke-
えぇ!?わかんない!!取り敢えず魔王様のところに行こう!!
初兎
お、おう…
俺たちは走って魔王様とやらのところに行ったが…
さっきの音の発生源はここらしい。
-hotoke-
何してんの!?ないちゃん!
初兎
え?ないちゃんって誰?
-hotoke-
魔王様だよ!魔王様!
ないこ
うぁぁぁぁ…!///
ないこ
なにすんだよッ…!!//
If
もぉ…ないこたん痛い〜…(´×ω×`)
初兎
!?ッまろ!?
If
んぇ…?あ!しょにだじゃん!
初兎
よかったァァ!!!
-hotoke-
…えっと〜…ないちゃん、何があったの?
ないこ
城の前に落ちてたから拾ってきて俺の部屋のベッドで寝かせてたら…
ないこ
急に押しッ…倒しッて…きて…//
If
ほら!俺悪くないでしょ!?
ないこ
全部悪いわ!あほ!!
If
ピクッ…次はガッツリ本番までやる?ん?(ニコッ
ないこ
大丈夫です!!!






