ー千秋の過去ー
千秋
俺には、親、兄弟、親戚が
いない。
いない。
千秋
俺が高校生になったばっかりな頃、
学校に行ってる間に両親は
学校に行ってる間に両親は
居なかった
千秋
家の中は、空っぽ、
冷蔵庫も布団も
冷蔵庫も布団も
千秋
あったのは、
1億の金
千秋
と1枚のメモ
ーメモー 千秋へ ・お母さんとお父さんは もう、千秋を育てられないので 1億の金で生活して下さい。 ・それから、このことは、 誰にも言わないで下さい。
千秋
クズすぎるだろ笑?
千秋
それからは、誰にも
喋っていない💦
喋っていない💦
千秋
1人で暮らす
家賃10万の家、
家族3人で住めるような家
家賃10万の家、
家族3人で住めるような家
ー冬弥の過去ー
冬弥
俺は、捨てられた子なんだ。
冬弥
一流企業の長男として生まれた俺
冬弥
でも、俺は、弟よりも
頭も悪く、運動も苦手、なにより
頭も悪く、運動も苦手、なにより
笑顔が作れないのだ
冬弥
昔から、人に愛想良くするのは
苦手…
苦手…
冬弥
皆、俺を社長の息子としてしか
見ていないから。
見ていないから。
冬弥
そう、俺の名前は、
冬弥
冬弥
皆は俺の事を
“社長の息子”
“社長の息子”
冬弥
両親は、失敗作の俺を
もみ消すために、子供に居ない
家庭に俺を捨てた。
もみ消すために、子供に居ない
家庭に俺を捨てた。
冬弥
次期社長は、
弟の誠弥が
やるそうだ。
弟の誠弥が
やるそうだ。
そんな時、
拓也
千秋〜、
千秋
なんだ?
拓也
ジュース買いに行こ🎶
千秋
いいよ(*ˊ˘ˋ*)
(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°
冬弥
─==͟͟͞͞=͟͟͞͞➸(๑♡⌓♡๑)➸ス˝キュン
冬弥
そう、俺に希望を与えてくれたのは、
冬弥
3年の先輩、
“河井千秋”
冬弥
だった。
冬弥
そこの、先輩!
拓也
ん?俺?
千秋
どうしたんだ?
今日、入学式だろ?
今日、入学式だろ?
冬弥
えっと、お名前は?
千秋
俺か?
俺は河井千秋!
俺は河井千秋!
拓也
俺は、春川拓也だせ(〃'▽'〃)
冬弥
ちっ千秋///先輩///‼️
千秋
ん?
冬弥
一目惚れ///♡♡♡しましたぁ///
付き合ってください//////❤❤
付き合ってください//////❤❤
千秋
はっ!?
俺、男だよ?
俺、男だよ?
冬弥
はい‼️✨でも、好きです!
可愛い笑顔とか!
可愛い笑顔とか!
拓也
(俺、居ない方がいいのでは❓)
千秋
はっ///!?
笑顔なんか、誰だって💦///
笑顔なんか、誰だって💦///
冬弥
いいえ(苦笑)
俺は、作れません……………“
俺は、作れません……………“
千秋
お前……大丈夫か?
冬弥
えっ?
千秋
元気なそうじゃん(〃‘ワ‘〃)
人生つまんないって顔してる!
人生つまんないって顔してる!
冬弥
(苦笑)そうですね(苦笑)
すみません💦
(笑顔が無理なんだ。この人も父さんと
同じことを)
すみません💦
(笑顔が無理なんだ。この人も父さんと
同じことを)
千秋
よし、わかった😊!
俺と同じサッカー部来い‼️
絶対、笑顔を作って見せてやる!
俺と同じサッカー部来い‼️
絶対、笑顔を作って見せてやる!
千秋
俺に、話しかけてくるお前は
ものすごい、
ものすごい、
いい笑顔だった。