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川本恵助

結羽..その腕!!

さっきの兎にやられてしまったか...

岡本結羽

大丈夫だよ恵助

岡本結羽

これくらいの傷、
すぐ治る。

川本恵助

いやいや!角で腕が貫通してんじゃん!

さほど大きな穴ではないが、このままでは出血多量になって死んでしまう

川本恵助

大丈夫かよ!!

川本恵助

血が...

ビリィ

服の布を口で食い千切り 傷に巻き付けた

これで合ってるかは分からんが 何もしないよりはマシだろう。

川本恵助

あわわわ

川本恵助

どうしよう、どうすれば

恵助はあたふたしている。

川本恵助

この部屋何かないの!?

部屋は本棚やテーブル、ソファや椅子等が置いてある。やたら本が多い。

川本恵助

何かないのかぁぁ!

何かないかと部屋中探し回っている

そんな風に騒ぎ立てていたら。

岡本結羽

誰か来る。!

川本恵助

え?

よいしょ。

この部屋のドアを開ける音がした。

扉の小窓から光が差し込んでいたが そこから女らしき人の声がする。

あれ、おかしいなぁ..

鍵穴からガチャガチャと鳴らしながら てこずっている様子だ。

川本恵助

。。

息を呑み込んで扉を警戒している

もう!
錆びてて開かない!!

ドォーン

川本恵助

あ、壊しちゃった

扉ごと破壊して侵入してきやがった

ケホッ!ケホッ

埃やばすぎー!

扉からその姿が露になる。

川本恵助

え...

岡本結羽

え?

その娘はファンタジーを彷彿とさせる 姿をしていた。

猫耳に尻尾。

これはまさしく、

岡本結羽

何コスプレしてんだ

コスプレだろう

川本恵助

可愛い、

相手も困惑していたがやっと我に返ったようだ

誰だお前ら!!

こんなところで何をやっている!!

なんと懐から短刀を取り出して 俺達に向けてきたのだ

なんて野蛮な娘なのだろう

とは言ってもどうせ偽物だし

岡本結羽

おいおい、危ないだろ

近付くな!!

岡本結羽

それをしまいなさ、

ヒュン

ツー

頬を軽く切られた。

近付くなと言ったはずだ

あ、これホンモノだ

岡本結羽

わ、分かった、

岡本結羽

お前の言う通りにする。

ならば質問に答えろ

お前らはここで何をしていた?

岡本結羽

この出血を止めるための物を探していた、

腕の傷を見せる

本当にそれだけか?

川本恵助

本当だよ!!

川本恵助

猫に誓います!

...なぜここで探してるんだ?

ますます怪しい。

俺達もなんでこんな所にいるのか分からないんです!仕方なくて!

最初に聞くべきだったな

...どうやって
ここに入った?

これはありのままを話すべきか?

光に入ったらいつの間にかここにいました!なんて言っても信じて貰えないのではないか

岡本結羽

分からない、

岡本結羽

記憶が曖昧なんだ、

猫娘がバァンと壁を叩く

そんなわけがあるか!

言わないつもりなら...

おっとぉぉ!?これは話すべきだったか!!?

川本恵助

ほんとに分からないんです!、

川本恵助

気付いたらここにいて、僕達だって混乱してるんです、

ナイスフォロー!

岡本結羽

お願いします。信じていただけないでしょうか、

...

少し考えている様子だ。

なら、お前達はどこから来たんだ?

えーと、ここはちゃんと言うべき?

恵助!どうするよ!

顔を見合わせる

言うか。

岡本結羽

日本

川本恵助

日本

...

ふざけているのか?

ん?なんか怒ってる?

正直に言ったんですけどー!?

もういい。ここで待っていろ。

ゴゴゴゴと音を立てながら壁が出来ていく

なんだそれ!!魔法じゃん!

川本恵助

え...?

恵助も驚いてる様子だ

どういう原理なのだろうか。

ここはもしかして、 本当にファンタジー世界。

岡本結羽

ここは日本ではないどこかで

川本恵助

異世界なのか?、

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