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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

口聞かないって言ったけど

葛葉と喋らなければ いい話だよね?

そう考えては

『口を聞かないゲーム』 を一緒にしている

彼をぎゅっと抱きしめた

葛葉

!、

彼はびっくりした様子だが

ルールを守っているのか

言葉は発さなかった。

葛葉が止めて来ないってことは

なんでもやりたい放題じゃん?

そんな悪い考えが浮かべば

抱きしめたまま

彼の首元に顔を擦り寄せると

カプッと甘噛みをした

葛葉

っ…、?

彼はびくっと反応して

かなり驚いているらしい

…♪

可愛いな、葛葉

そんな事を思っては

取り敢えず先程言った通り もう一度眠りについた

Zz z …

葛葉

…。

葛葉

… 、、、

~夜~

…ん、、

…ぁえ、、

今何時...

壁に掛けられている時計を 見ようとしたが

暗くて上手く見えなかった

ぇ、なんで、、

…寝過ぎちゃった

隣を見ても彼の姿は無かった

…どこいったんだろ、、

シーンと静まり返った 部屋で1人つぶやき

とりあえず起きようと思い 身体を起こした

…ん゛~っ、、

よく寝たなぁ、

歩き始めては壁に 手を伝いながら

電気を探した

ここらへんにあるはず…

パチっ

んゎ、眩し、、

分かりきっていた出来事でも

やはり実際に 起こってしまったら

身体はびっくりしてしまうものだ。

……。

葛葉どこいっちゃったんだろ、、

そんな事を考えるが

ふと自分が口にした 言葉を思い出した

口聞かないようにしよ?

改めてそれを思い出しては

それを悔やんだ。

ーリビングー

…あ。

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