テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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秘封倶楽部　〜始まりから別れ〜

第1話 - 第1話　別れ

2025年03月13日

#秘封倶楽部

#東方二次創作

#東方project

#東方

#蓮メリ

#二次創作

秘封倶楽部捜査隊

…んこ

れんこ

蓮子‼︎

蓮子

ん…

蓮子

…メリー？

メリー

もう‼︎何寝てるのよ‼︎

メリー

これから秘封倶楽部の活動するんでしょ？

蓮子

へへっ…ごめんごめん

私たち秘封倶楽部は、小学校からの幼馴染、「マエリベリー・ハーン」ことメリーと、私「宇佐美蓮子」の、いわゆるオカルトサークルだ

私たちは、ずっとこの先も一緒だと…

そう、思っていた

お前の居場所はここではない

いるべき場所へ行け、マエリベリー

境界を操り、そこへ行くのよ

メリー

ﾊﾟﾁｯ

メリー

（境界を…操る…？）

メリー

そ、そんなことできるわけないでしょ？だって、私の能力は…（手を出す

ブォン‼︎

メリー

なっ……‼︎

メリー

（私の境界の境目が見える能力から、境界を操る能力に変わっている‼︎）

蓮子

ん…

蓮子

…メリー？

蓮子

ど、どこ行くのよ

蓮子

メリー⁈

メリー

…ごめんね、蓮子、私は行かなきゃいけないの

メリー

私はここに居るべきじゃないのよ…本当は

蓮子

ま、まって!!!あなたはここにいるべきよ‼︎メリー！

蓮子

お願い!!!どこにも行かないで‼︎

蓮子

無理なら私も連れて行って!!!

メリー

…私も本当は連れて行きたかったんだけれど…まだ早いわ

メリー

だから…ごめんなさい、蓮子

ズズズズズ…

（境界の境目が開かれる）

蓮子

⁈

蓮子

メリー‼︎‼︎

メリー

大丈夫よ蓮子、絶対に会えるから

メリー

また別のせか世界で会いましょう

蓮子

メリー＿＿＿＿＿＿＿!!!

ガバっ‼︎

蓮子

（ホッ…な、なんだ…夢か…ﾊｧﾊｧﾊｧ）

蓮子

（よかった…）

ピピピピ…

蓮子

あ…アラームより早く起きちゃった…

蓮子

（…そうだ！）

蓮子

（メリーにこの夢のことを話そう‼︎それで笑い飛ばすんだ‼︎）

蓮子

（それで…メリーが「私がいなくなるわけないでしょ」って言って…）

蓮子

（それで…あれ？）

メリーの名前がない…!!!

蓮子

（そうだ‼︎ID検索で調べれば…そうすれば出てくるはず‼︎

該当するユーザーが見つかりませんでした。

蓮子

な、なんで…

蓮子

（そうだ‼︎メリーの家に行こう‼︎）

蓮子

（メリーがいるはず!!!）

ピーンポーン

蓮子

（メリー、メリー、メリー‼︎）

メリー!!!!!

⁇？

はい

メリーと親しいご近所さん

えっと…どなたですか？

…は？

蓮子

メリーは…？

メリーと親しいご近所さん

え？

ここはメリーの家よ!!!

蓮子

マエリベリー・ハーンを知りませんか？

メリーと親しいご近所さん

さぁ…？そんな子〝聞いたこともない″わ

メリーと親しいご近所さん

いないと思うわよ？

メリーがいない…？

そんなわけない…!!!

蓮子

ｶﾞｸｯ（なんで…？どうしてこんなことに…⁈）

「別の世界で会いましょう」

蓮子

（もしかして…あの夢は、現実…⁈）

蓮子

（何よ、別の世界って…会えるわけないでしょう？）

蓮子

（本当…バカね…）

蓮子

（さようなら）

蓮子

（メリー）

また会おうね

蓮子

じゃーねー!!!

スッ…

…んこ

れんこ…

蓮子

ピーーーーーーーーーーーーーーー

蓮子!!!

菫子

ﾊｯ

菫子

あ、あれ？

菫子

紫…さん？

菫子

な、なんで？

紫

あなたがスキマを見たいって言ったんでしょ？そしたらのぞいたとたん、あなたが倒れたのよ

菫子

あー、そうだった（笑）ごめんなさーい

紫

…いい夢は見れたかしら？

菫子

んー…まぁまぁかな？

紫

…そう

菫子

でも、な〜んか知ってる気がするんだよなぁ〜夢の内容

菫子

まるで私が体験したような…？夢の内容ほとんど覚えてるし

紫

…人の顔は覚えてるかしら…？自分の顔とか…

菫子

あっ‼︎思い出せない‼︎名前も…

紫

もしかしたら、本当にあなたが体験したことの夢かもしれないわねｽﾞｲｯ

菫子

…

菫子

そんなわけないですよー!!!あはははは‼︎

紫

フフフ

菫子

あっ、そういえば紫さん

菫子

私を起こすとき、なんか別の名前で呼んでませんでした？

紫

…

紫

いいえ？

紫

私はちゃんと、菫子と呼んでいましたわよ

紫

菫子ｸｽ

紫

ﾊﾟﾁﾝ！

私は、小さい頃から誰かを探していた

名前の分からない人を

1人になってから幻想郷に来た時、私は確信を得た

聞き覚えのある名前、「秘封倶楽部」の初代会長として活動していたけれど、隣に誰もいないことにとても違和感を感じた

「誰かがいない」そう思っていた時…

⁇？

宇佐見菫子

紫

幻想郷へようこそ

この人だ、と思った

菫子

（この人が、私の追い求めていた人!!）

菫子

…あなたは？

紫

私は八雲紫よ

ゆらぁ…

あれ？

違う、″雰囲気”が違う

探していた”人″じゃない

　そう、これが私と紫さんの出会い

紫

早く帰りなさい

菫子

はいはーい、じゃ！またね〜

あの夢を見せたのは私だ

菫子がのぞいたその時に、私が眠らせた

そして、そのままスキマの中で「私たち」の夢を見せた

きっと私は思い出してほしかったんだと思う

手の届く距離にいることに満足しなければ

もう、じゅうぶん幸せだ

ただ、一つだけ願うとしたら__________

もう一度

もう一度だけ、友達になりたい

end…⭐️

秘封倶楽部捜査隊

ここまでご覧いただきありがとうございました‼︎

秘封倶楽部捜査隊

これにて第一話終了です

秘封倶楽部捜査隊

今回は漫画を元に制作しましたので、一部漫画の画像がありましたが

秘封倶楽部捜査隊

第二話は「漫画無し」となっております

秘封倶楽部捜査隊

分かりにくい場合は、そこに漫画の絵を描いて貼りますので、お知らせください

秘封倶楽部捜査隊

以上、ありがとうございました‼︎

秘封倶楽部捜査隊

次回も楽しみにしていてください♪

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