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さぁや
さぁや
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さぁや
特に予定も無く 家の中でのんびりといつもと変わらない 一日を過ごしていれば 突然インターホンが鳴った
ピンポーン
shk
shk
ガチャっと扉を開ければ一人の男が立っていた その人物を知っている その男は…
ガチャッ
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相手が指差した先を見れば 確かに隣の部屋の表札には きんときの名前があった
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きんときとは高校が一緒だった 高校を卒業した後大学は別々になり なんとなく疎遠になってしまった
もう会えないと思っていた でも、本当は ずっと、会いたかった
きんときは… 俺の"初恋の人"だったから
あの頃の俺は 関係を壊したくなくて 言葉にするのが恥ずかしくて 想いを伝えることが出来なかったのだ
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その後も昔話をしたり 二人で会話をしていれば 高校の時の話になった
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あの時伝えたかった言葉は 一生伝えられないと思っていた でも
時間は掛かったけどやっと伝えられた これからも沢山伝えるから "好き"って2文字を
さぁや
さぁや
さぁや
さぁや
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