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れい
私、優太には言ってなかったんだけどさ。
優太
うん。
れい
あの私が振った日突然
出てきた女の子いるでしょ？
出てきた女の子いるでしょ？
優太
まだあいつのこと引きずってんのかよ。
れい
あの女の子実は私の妹なの。
優太
あんな透明感ある子だったか？
れい
去年自殺しちゃったの。
優太
じゃあ…なんで…
れい
私と何人かがみなのこと見えてるっぽいんだけど
れい
その事があってから
私…心配でさ。
私…心配でさ。
優太
…
優太
なら…
優太
俺も一緒に行く。
優太
気になるんだ。
優太
あの子のこと俺ずっと不思議に思ってたんだよ
れい
れい
れい
じゃあまた明日行こ
優太
おう
れい
着いたね。
れい
（なんか不思議なところだなぁ）
優太
ほんとにこんな所にあんのか？
れい
さぁね。
優太
（…？）
占い師
こんにちは。
今にも倒れそうな感じがして 歳をかなりとっていた。
占い師
今日は何しに来たんじゃい。
占い師
ゆっくりしていきんさい。
れい
…
優太
おいっ
優太
れい、早く言えよ
優太
待ってくれてるじゃねぇか
れい
言いにくいんですけど
占い師
はい
れい
コイツを
れい
殺してくれませんか？
こいつを殺したい
れい
れいはその考えしかなかった
優太
っ…！？
占い師
なるほどなるほど
占い師
分かりました
…
みな
実は私
みな
れいの妹 みなだったんだけどね
優太
そんなっ…
優太
じゃあ、占いのこと全部嘘だったのかよ…！？
れい
まぁね。
れい
そんなのいいからとりあえず
早く殺そ。
早く殺そ。
みな
うん分かった。
みな
でもれいも一緒に殺したら
みな
まだ生きてるのに罪が
重くなっちゃう。
重くなっちゃう。
みな
だから私だけで殺すね。
れい
ありがとうみな。
れい
（どんなふうに殺すんだろ…）
れい
（楽しみ楽しみ）
グサッ！！！！
グリグリグリ…
優太
痛い！！！
優太
いてぇよ！！！！！
優太
やめてくれっ！！！
みな
ふふふふふふ笑
れい
凄いねみな。
優太
っ…
優太はパタリと倒れ
息もしなくなった
れい
（血がドロドロ出てる…）
みな
じゃあねれい。
みな
私はもっかい空に戻って
みな
この人の為に色々しないといけないことがあるの。
れい
そっか。
れい
私はみなに会えるだけで
れい
とっても嬉しかったよ。
みな
あたしも。
みな
死ぬ前まではお世話になりました。
みな
じゃあね。
れい
じゃあね。
れいは泣きながらそう言った
みなは霞のように消えていった
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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