nk視点
2人きり、
シャケは気まずいとか思ってんだろうな
ま、俺は気にしないけど
nk
おい!シャケ!!ちょっとは手加減しろよ!w
shk
…手加減したら面白くねーだろw
nk
お前なぁ…w
この時間がどうしようもなく好きだ
いつもの日常って感じ
shk
なぁ、なかむ
nk
…ん?
shk
その…
shk
ゆ、夕方に言ってたことって
shk
マジ?
nk
…そうだけど?
nk
マジじゃないとあんなこと言わねーだろ
shk
それもそっか…
nk
…別に、俺は知って欲しかっただけ
nk
意識しろーとか、好きになれって言ってる訳じゃない
nk
好きにさせるのは俺の役目だから
shk
…ッ
shk
なんか、カッケーなw
nk
え?そうか?w
shk
俺、きんときが好きだけど、
shk
言うだけだったからな
shk
そんな風に言えないし、思ってもいなかった
nk
まぁ、人それぞれだしいいんじゃね?
shk
アドバイス…くれんだ?
nk
まぁ?俺は惚れてもらうだけだからな!
nk
お前が誰を好きになろうと!
nk
俺はお前を惚れさせるから!覚悟しとけよ!
shk
…wそっか、ありがとな
nk
おう!
次の日
kn視点
kn
超早く着いちゃったな…
nk
ううぇえ?俺が1番だと思ったんだけどな!
kn
おはよ!なかむ!
nk
おはよ!きんとき!
kr
お、早いな2人とも
nk
ちょっと賭けをしないか…?
kn
急にどうしたw
nk
今日ぶるーくは遅刻するか、しないか
br
僕が、何って??
nk
えぇぇ!!
kr
ぶるーく、おは…ッ!?
kn
え…?
そこには昨日見た彼とは違う、
顔に絆創膏や、ガーゼが貼られていた。
nk
え、え?だ、大丈夫?
br
…(ニコッ
br
大丈夫だよ!
br
いやぁ、この足使いにくいからさぁ…
br
派手に転んじゃったよぉ〜
kr
…ッ気をつけろよなぁw
nk
全くもぉー!ドジなんだからぁー!
kn
…、
やっぱり、
いつもと違うんだ…
kn
ねぇ、ぶるっく?
br
どしたの?きんさん
kn
ちょっと来てくれる?
br
…うん、
空き教室
br
どうしたの?
kn
ねぇ、ぶるっく
確信なんてないけど、
それでも、1番見てきたからわかる
kn
俺たちに隠してることあるよね…?
kn
昨日から様子が変だよ…
br
…何にもないよ?(ニコッ
ほら、また
kn
そうやって、
kn
笑わないでよ…ッ
br
…ッ?
無理して笑ってる
なんで、無理して笑うの…?
kn
ねぇ、何かあるなら頼ってよ…ッ
kn
俺じゃなくてもいいからさ…ッ
br
…ッ
kn
きりやんでも、シャークんでもいい…
ぶるっくが傷つかないのなら、
誰でもいいから…
kn
もっと、頼ってよ…
br
…ッッ
br
何にもないって!!!
br
言ってるじゃんッッ!!!
kn
…ッ!
彼のタンザナイトの瞳には
ガラスのような膜が張っていた。
br視点
br
…ッ!
僕は…今…ッ
br
…ッア…え…っと…
人に当たるべきではないのに…
ましてや心配してくれた人に、
僕は…
br
ご、め…ッ
br
ごめんッッなさいッ
br
ごめん、なさい…ッッ(ポロポロ
今まで我慢してきたのに
泣かなかったのに
泣いちゃだめなのに…!!
きんさんは、僕に
失望したかな…
嫌われ、ちゃったかな…ッ
br
い、色々あったから、
br
疲れちゃっただけなの…ッ
そう、本当に
疲れちゃっただけだから…
足のこと、
家のこと、
なかむのこと、きんときのこと、
シャークんのこと…
br
…ッ大丈夫だからッ
今、優しくされると、
僕の想いが、全て、
溢れてしまいそうだから…
お願いだから、もう、やめてよ…