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テヒョン

아무것도 생각하지 마(何も考えないで)

テヒョン

넌 아무 말도 꺼내지도 마(君は何も言わないで)

テヒョン

그냥 내게 웃어줘 (ただ僕に笑いかけて)

部屋に居られず、おれは外に飛び出した

街から少し外れた場所は人通りが全くなくて、

「Butterfly」を口ずさみながらフラフラと歩いていた

テヒョン

곁에 머물러줄래(傍にいて)、、

何もかもが暗い

目に映る景色はモノクロだった

もし今おれが死んだら、

誰か一人でも悲しんでくれるだろうか

テヒョン

ねぇジョングガ

テヒョン

おれ疲れちゃったよ、

橋の上で立ち止まる

少し前にみた夢に出てきた崖と重なった

吸い寄せられるように体が動く

恐怖は感じなかった

柵に足を掛けたその時

ジミン

テヒョナ!!

ジミン

バカ!何してんの!!

テヒョン

ジミナ、、

テヒョン

おれ、、っどうしよう、

ジミン

大丈夫っ、大丈夫だよ

ジミン

テヒョナは独りじゃない

ジミナがおれを強く抱き締めた

何も感じることが出来ない

大好きな親友が来てくれて、ほっとしているはずなのに、

おれの目に映る景色は相変わらず色が無かった

ジン

ネットニュースについては会社側が何とかしてくれるみたい

ジン

だから心配はいらない

テヒョン

はい、

ジン

だからもうあんな事しないで

テヒョン

ごめんなさい、

ジン

みんなで支えていくから、

ジン

お願いだから居なくならないで

ジン

それと、、

ジン

テヒョンアもしばらく活動休止になった

テヒョン

え?

ジン

みんなで話し合った結果

ジン

これが最善の方法だった

テヒョン

そんなのダメです!!

テヒョン

おれが活動休止になったら、、

テヒョン

もっと迷惑がかかる、

テヒョン

ただでさえどうしようもない出来損ないなんです、、

ジン

!!

ジン

そんなこと言わないで!

テヒョン

もうダメなんです

テヒョン

何をしていても楽しくない

テヒョン

息をするのが苦しい

テヒョン

世界に色がない

テヒョン

だけど止まる訳にはいかない

テヒョン

動き続けていないと消えてしまいそうで怖いんです

テヒョン

さっきだって無意識に体が動いた

テヒョン

その時だけは怖くなかった

テヒョン

楽になれると思ってほっとした

テヒョン

もう、救いようがないんです、

ヒョンは泣きそうな顔でおれを見ていた

何でそんな顔するの

おれのこと邪魔なんじゃないの

ジン

テヒョンアが今すごく辛いのはよく分かった

ジン

だけど無理はして欲しくないんだよ

ジン

死を考える程、追い詰められてるならもっと頼って欲しい

ジン

勝手に逝かないで欲しい

ジン

それに、

ジン

テヒョンアにはジョングクがいる

テヒョン

!!

ジン

たとえ記憶が無くても、

ジン

あいつにはテヒョンアが必要だから

おれが、、必要?

ジン

、、とにかく

ジン

今日はちゃんと寝て、

ジン

また明日話し合おう

テヒョン

ヒョン

ジン

ん?

テヒョン

おれは、、

みんなに愛されてるかな?

テヒョン

、、何でもない、笑

テヒョン

おやすみ

テヒョン

最近来れてなかったね、ごめん

ジョングク

いえ、大丈夫ですけど、、

ジョングク

ヒョン、何かありましたか?

テヒョン

え?

ジョングク

表情が暗いし

ジョングク

苦しそうですよ

本当によく気付くな、、

昔からそうだった

ちょっとした変化によく気付く

テヒョン

実は、、

テヒョン

体調が良くなくて活動休止になった

ジョングク

えぇっ!!

ジョングク

大丈夫なんですか?!

テヒョン

うん、元気なんだけど

テヒョン

ヒョン達が心配して、笑

ジョングク

、、、そんな嘘、

ジョングク

僕に通用すると思いましたか

テヒョン

ジョングク

「おれはきっと邪魔だったから」

ジョングク

ヒョン言ってましたよね

テヒョン

あの時、起きてたの、?

ジョングク

はい

ジョングク

ヒョンの本音、全て聞きました

ジョングク

僕たちは、、

ジョングク

恋人同士だったんですね

テヒョン

、、うん

テヒョン

ジョングガは、全部覚えてなかったけどね、笑

ジョングク

やっぱり僕は、ヒョンを傷つけてたんですね

テヒョン

いいんだよ

テヒョン

お前は何も覚えていないんだから

テヒョン

おれのことそういう目で見れないでしょ。兄としか思えないでしょ

テヒョン

、、本当は、

テヒョン

思い出してくれるまで待ちたかった

テヒョン

おれとの思い出を、、

ジョングク

ごめんなさい、、

ジョングク

まだ思い出すことが出来ない

テヒョン

、、うん

ジョングク

だけどこれだけは自信を持って言えます

ジョングク

僕はあなたを愛していました

テヒョン

、、何で言い切れるの、?

ジョングク

直感です

ジョングク

だから、

ジョングク

ヒョンには僕がいます

ジョングク

居なくなったりしないでください

ジョングク

僕を置いていかないでください

”いかないで”

夢の中でも彼に言われた

テヒョン

おれは、

テヒョン

居なくなったりしない

ジョングク

本当ですか?

ジョングク

約束ですよ

テヒョン

うん、約束

ジョングク

じゃあ僕が退院するの待っててくださいね!早くここを出られるように頑張るので

テヒョン

うん、笑

「約束」なんて無責任な言葉だ

嫌でも守らせる

おれはどうして了承してしまったのだろう。苦しくて仕方ないはずなのに

無邪気に笑いかける彼に、

無理に笑顔を作った

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