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ぬし

ここの挨拶が、いちばん悩みます…ぬしです✌️

ぬし

こちらはいわゆる…
小話ってやつです。

ぬし

本編で、あまり登場されられなかったキャメさんを…
ここでいっぱい出してあげよう!
という、ぬしの安直さから生まれたお話です。

ぬし

故に駄作。
あまり期待しないでください。泣

ぬし

こちらでお話納めということで。
皆様、良いお年をお過ごしください✌️
そして来年も、
よろしくお願いいたします✌️

ぬし

さっ、無駄話はほどほどに。
尊いキャメさんを見てってください。

ぬし

では、どうぞ✌️

りぃ

……ただいま、

キャメ

おかえり…

りぃ

…………

りぃ

……かえって、いったよ。

りぃ

行くべきところに…。

キャメ

…………

キャメ

……そっか。

りぃ

兄ちゃん、

キャメ

……ん?

りぃ

見える…こと、

りぃ

後悔したこと…ない、?

キャメ

…ぅ、あ"ッ

幽霊と深く接してしまった時、 きまって…見る夢がある。

ーーー、

ーー ー ーーー、

耳に聞こえてくるのは、 ただの雑音。

けれど、頭に響くのは。

キャメ

……これか、

あの日、ニキくんに出会うまで。

弟に問われるまで。

"アイツら"は全部、 同じモノだと思ってた。

キャメ

いじめで飛び降り…ね。

でも。

りぃ

分からないんだッ

りぃ

だって…他とは違うんだもん、ッ

キャメ

……他とは、違う

キャメ

………………ッ

キャメ

……………………

答えなんか出なかった。

なら、直接聞けばいい。

この耳と目で、確かめればいい。

どうせ、"アイツら"なんて……

キャメ

……出てきなよ、

キャメ

しろくん。

しろ

………………ダれ。

キャメ

……ニキくんの、友達だよ。

しろ

とモだち…?

キャメ

…………………………

霊というだけで。 ただ、それだけで。

生者を脅かす危険な存在

そう思ってた。

なのに、初めて。

少しだけ、考えていた。

見えているのに、 触れられず話せない霊と、

見えはしないけれど、 思い出だけを抱いて生き続ける人間。

どちらが、悲しく。 どちらが、不幸なのか。

キャメ

なぜ、君は死ぬことを選んだんだ。

しろ

…………

しろ

……ニキ ハしっテるノヵ?

キャメ

君がすでに死んでるって?

キャメ

いや…多分、気づいてないよ。

しろ

…………ッ!

しろ

…………そゥか、ッ笑

キャメ

………………ッ

ホッとしたように笑って。

なぜ?

こんな友達ごっこに なんの意味があるんだ?

どこまで行っても分かり合えない、 そんな揺るがない事実から目を背け、

ずっとずっと嘘をついて… 苦しいのは、どっちだと思ってるんだ。

キャメ

友達…が、欲しかったのか?

キャメ

ひとりじゃ、寂しかったのか?

しろ

………………

しろ

おれガシぬことヲェラんだノは、

しろ

ヒとリになリたかッタヵら。

キャメ

……ぇ、

しろ

ナのに…

しろ

ニキが、ォれをッ

キャメ

………………

無理にでも祓うつもりで行ったのに。

消えてしまえばいいと。

霊なんだから、 どうせ害を及ぼすんだから…って。

キャメ

…………

キャメ

後悔したことは…

キャメ

ないよ。

りぃ

…………ぇ、?

キャメ

いや…一度後悔しかけたことは、ある。

キャメ

でも今思えば、

キャメ

あれは…俺にとって大切な出来事だったって、

キャメ

そう、思うんだ。

見えているのに、 触れられもせず、話せもしない霊。

見えはしないけれど、

思い出だけを抱えて、 そのまま… 生き続けなければならない人間。

キャメ

見えても、見えなくても、

キャメ

きっとどっちも、苦しいよ。

しろ

ニキが、ォれをッ

しろ

ひとリにしナヵったかラ、ッ笑

キャメ

………っ!

知らなければ、辛くないっていうけど。

キャメ

………嫌じゃ、なかったの?

キャメ

ひとりになりたかったのに。

知らないからこそ、辛いんだ。

しろ

……………ぅん、

キャメ

どうして…?

しろ

ダって、

しろ

たのし、いからッ笑

あんな風に笑う彼を。

最期まで信じてくれる人に出逢えた 彼を。

見えないから、知ることが出来ないから。

キャメ

でも見えているのに、

キャメ

何も伝えられないのも…。

それもまた、 等しく辛いことだから。

キャメ

けど、それに気づけたから。

キャメ

だから俺は……まだ、

キャメ

見えているままで居たいんだ。

りぃ

……兄ちゃ、ん

また彼に会えたなら、

今度は俺も、 友達にしてくれるだろうか。

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