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主
主
主
主
主
いるま(家)
いるま(家)
いるま(家)
俺の耳に聞こえるのは腕を切る鈍い音
右手には血に塗られたカッターを持ち、左手は大量の血で真っ赤になっている
いるま(家)
いるま(家)
いるま(家)
どんなに自分を傷つけても全く痛みは感じない
これは初めてリ○カをしたときも同じだった
人って言うのは自分のことが嫌いになるとどんなに痛め付けてもなにも感じないらしい…
もしろ気持ちいまである
そうやって自分の血に見とれているとたまに深く切りす切ることもあるけれど不可抗力だ
俺的にはそれでちょうどいい
そんなことを思っているとふと疑問が湧く
いるま(家)
そんなことを考えても特になにもないのはわかっている
ただ何回か数えられないほどしてきたことは確かだろう
俺にわかることと言えばリ○カを始めたのは中３の頃からだということ…
当時俺は苦しさで心がいっぱいでストレスの発散方法がわからなかった
だが中３になってやっとスマホを持ち始め、 たまたまショート動画で見かけたのがリ○カとODだった
最初はODの方が好きだったけど薬代で金をかけなくてはいけないため本当に苦しくて仕方がないときにしかしない
それに比べてリ○カは金もかからないし気軽にできる
俺にとっては魅力的でしかなかった
今でも初めて自分の手首を切ったときの快感は忘れられない
いるま(中学生)
いるま(中学生)
いるま(中学生)
いるま(中学生)
いるま(中学生)
これが今までずっと癖として続いている
おそらくこれからも繰り返すだろう
確からんのことが好きだと気付いたのもこの頃だった
自分と同じ環境にいることに同情し、他人より意識するようになったのもあるが
幼い頃からつちかってきたものが他とはずば抜けて違うからだろう
俺とは違う純粋な明るさに惹かれていつの間にか好きになっていた
あとは…
俺を頼ってくれたのが嬉しかった
これが理由になるのかはわからないけど少なくとも俺は俺自身を頼ってくれたのが嬉しくてたまらなかった
今まで俺を頼ろうとするやつは勉強だとか宿題だとかで俺の学力しか見てなかったし
だから好き
俺とは同じ境遇にいるからこそ、この痛みも辛さも苦しさもわかっているからこそ、 裏切られることの怖さを知っているからこそ
らんは俺を絶対に裏切らない
それだけは紛れもない事実だ
人が信じられない俺でもらんだけは絶対信じていいと思える
そんならんでもたまに許せなかったりする
らん(中学生)
Mob(使いまわし)
らん(中学生)
Mob(使いまわし)
らん(中学生)
いるま(中学生)
いるま(中学生)
いるま(中学生)
いるま(中学生)
いるま(中学生)
"うらやましい"
らんのことが嫌いなわけじゃない、けど
まるで「俺かわいそうでしょ？」って訴えかけてるみたいでどうも気に食わない
また、こんなことで好きな人に嫉妬する自分が
大嫌いだ
いるま(家)
なんで俺生きてるんだろ、？
特に自分の悩みを聞いてくれるひともいなければほんとの俺を知ってる人もいない
誰にも言わないようにしてきた
俺がどんなに心のなかでSOSのたった３文字を並べても誰にも届きやしない…
誰かがどんなにひどい目にあっていても俺の方が辛いと勝手に被害者面してる自分がどこかにいて
とても腹が立つ
そんな自分の感情を消すために今日も俺は
自分を傷つける
いるま(家)
いるま(家)
いるま(家)
気付いたらさっきまで俺の手首を切っていたカッターは鈍い赤色に染まり
俺の左手首は何十もの切り傷でいっぱいだった
いるま(家)
いるま(家)
いるま(家)
主
主
主
主
主
コメント
2件
最高の作品を作ってくれてありがとうございます！！この作品を見てフォローしました！！続き楽しみです 投稿頑張ってね！
主様お疲れ様です✨️💜くん大丈夫かな、続き楽しみです✨無理しない程度に投稿頑張ってください
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