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いつも通り楽しそうに笑って話す君と、 その横を歩く私。 いつもの光景に"幸せだな"と感じる。 でも、この幸せは続かないみたい。 キキッー 耳が痛いほどのクラクションとこっちに 向かってくる車。 人生最後を感じるのは難しいことじゃなかった。 酷い音と共に吹き飛ばされる体。 でも、全く痛くなくて すぐに君が守ってくれたのだと理解する。
〇〇
そう呼んでも反応は無い。 今日の天気は生憎の雨。 純喜の頭から流れた血がすぐに道路を 染めた。 助けたい。 でも、どうすることも出来なかった。 お願い神様。 どうか純喜を助けて。
萬木〈ゆるぎ〉
萬木〈ゆるぎ〉
〇〇
萬木〈ゆるぎ〉
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萬木〈ゆるぎ〉
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萬木〈ゆるぎ〉
萬木〈ゆるぎ〉
萬木〈ゆるぎ〉
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萬木〈ゆるぎ〉
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萬木〈ゆるぎ〉
〈病院〉
千遥
〇〇
千遥
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千遥
千遥
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千遥
千遥
千遥
〇〇
五感が無くなる。 正直意味がわからなかった。 でも、これが奇跡というものなんだろう。 ねぇ、純喜。 なんで、私を助けたの、? 貰ってばっか。 いつも君が優しさをくれる。 でも、なんにも返せてない。 だから、これだけは受け取ってね。 私からの最後の優しさ。
河野純喜
〇〇
河野純喜
どうやら奇跡が起こったあとは記憶がなくなるなしい。 だから、事故にあったことは覚えてない。
〇〇
河野純喜
〇〇
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河野純喜
河野純喜
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河野純喜
〇〇
そう言って笑えば、君は優しく頭を撫でてくれる。 いつもそうだ。 いつもそうやって、優しくされてばっか。 でもね、純喜 もう、その優しさは受け取れない。 だって、その優しさにお返しが出来ないもん。
河野純喜
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河野純喜
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河野純喜
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河野純喜
河野純喜
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河野純喜
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河野純喜
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そう言って手を広げれば君は嬉しそうに笑う。 最後、かもしれないから 君の温もりを感じるのも、 君の匂いを感じるのも、 もしかしたら、最後かもしれない。 だから、今日だけ。 今日だけは、許してね。
河野純喜
〇〇
河野純喜
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河野純喜
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河野純喜
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河野純喜
♡50→「君のいない学校」