コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ふと目が覚めた
美風 イヅキ
眠い目を擦りながら、まだはっきり としていない意識の中、そう思った。
…ん?あれっ、寝てた?えっ、今何時!?
スマホの電源をつけ時間を見てみると、 もう昼休みの時間。
寝落ちしてから早くも4時間 程が経過していたようだ。
ゲームに没頭しすぎて寝不足 気味だったのが仇になった。
体を起こそうとするが、後ろから加え られている強い力によって阻止された。
この様子だと朔間くんはまだ爆睡中。 本気で起きようと思えば可能なのだろうが、
気持ちよさそうに眠っている彼 も一緒に起こしてしまっては申し訳ない。
仕方なく俺はそのまま横になっ たままでいることにした。
しかし、このまま午後の授業まで 潰してしまうのは流石に無理だ。
あと昼時だからか腹も空いたし。 …誰か助けに来てくんないかなあ。