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ゆりあ
私はうなされながら目を覚ました
ゆりあ
私は、自分とそっくりの男の子 "れんた"と出会った 彼と出会ってからおかしな夢 いや…記憶かもしれないものを 突然見てしまうようになった。 それはいつでもどこでも 急に蘇ってくる。 私であって私でない 『誰か』の記憶
ゆりあ
私はもしかすると あの子が好きになってしまったのかも… しれない 私に初めて優しくしてくれた子 私を『ゆりあちゃん』って 優しく呼んでくれた子。
ゆりあ
ゆりあ
ゆりあ
ゆりあの母
ゆりあ
ゆりあの母
ゆりあ
ゆりあの母
母が出て行く
ゆりあ
ゆりあ
ゆりあ
冷蔵庫には奇跡的にウィンナー数本と 納豆が1パックだけ入っていた。
ゆりあ
ゆりあ
登校班長
登校班長
私はいつも通り登校班の人達と 一緒に登校した。
女子生徒A
女子生徒B
ゆりあ
ゆりあ
私は何かにつまずいて思いっきり転んだ
ゆりあ
ゆりあ
ゆりあ
登校班長？
ゆりあ
登校班長？
男子生徒A
男子生徒B
ゆりあ
登校班長？
ゆりあ
ゆりあ
登校班長？
ゆりあ
登校班長？
ゆりあ
ゆりあ
男子生徒A
男子生徒B
登校班長？
ゆりあ
ゆりあ
ゆりあ
その時、遠くから 聞き覚えのある声がした
ゆりあ
れんた
ゆりあ
れんた
私は、れんたくんと会えて 嬉しくてたまらなかったけど 次の瞬間 その気持ちは凍りついた
れんた
ゆりあ
ゆりあ
れんたくんの口から 私は聞いてはいけない事を 聞いたような気がした
ゆりあ
ゆりあ
昔の私の家…？
ゆりあの母
ゆりあの母
ゆりあ
ゆりあの母
父
ゆりあの母
ゆりあ
お父さん、お母さん、私、そして 『れんくん』と呼ばれるのは 見覚えのない、でもなんだか… 『知ってる赤ちゃん』 そんな事を考えてると 私は急に体が突き進むような感覚に 襲われて、その瞬間 お母さんの悲鳴が聞こえた
ゆりあの母
ゆりあ
ゆりあ
ゆりあ
父
父
父
ゆりあ
ゆりあの母
ゆりあの母
ゆりあの母
ゆりあの母
ゆりあの母
誰………？
ゆりあ
ゆりあ
ゆりあ
養護教諭
養護教諭
ゆりあ
養護教諭
ゆりあ
養護教諭
ゆりあ
養護教諭
ゆりあ
私は、どうやらまた夢を見ていたみたい なんだったのかな、さっきの夢 てことは、れんたくんと会ったのも 夢…………？ 今はいいや…もう少しだけ… 眠ろう…
ゆりあ
先生
ゆりあ
ゆりあ
先生
先生
先生
先生
ゆりあ
ゆりあ
先生
私は、病院の先生に今までの事を 全て話した。 お母さんが昔と違う態度を私に とってくることも、 れんたくんのことも、 さっき見た夢のことも。
先生
先生
先生
先生
ゆりあ
そして、先生は驚くような事を言った
なんらかの理由によって こちらの世界に飛ばされてきた 『パラレルワールド』 の子どもなんだと思うよ
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