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完結おめでとうございます! 好きな作者さんは!?
完結おめでとうございます!これからも頑張って下さい!
大好き☆ 完結おめでと♡ 宵様のオススメのアニメや漫画教えてください♡((
無ノ井side
窓枠に手をおいた
その時だった。
ガラッ!
私の背後で誰かが勢いよく扉を開けた。
無ノ井
そこにいたのは、
轟だった。
無ノ井
轟
無ノ井
轟
無ノ井
轟
無ノ井
少なからず動揺した私に轟は続けて言う
轟
無ノ井
勘がいいヤツ。
無ノ井
無ノ井
轟
無ノ井
轟
轟
轟
轟
無ノ井
無ノ井
轟
轟
無ノ井
無ノ井
無ノ井
轟
無ノ井
無ノ井
無ノ井
無ノ井
無ノ井
無ノ井
轟
無ノ井
容姿端麗、才色兼備。
それは付属品に過ぎない。
誰もが私を認めるのは、
私が “ 最強 ” だから。
無ノ井
“ 最強 ”という言葉が
私に自信と誇りをくれた。
そして、それが私の重い鎖となった。
無ノ井
私は
最強だから無ノ井宵。
轟
無ノ井
無ノ井
無ノ井
轟
無ノ井
無ノ井
無ノ井
無ノ井
無ノ井
無ノ井
無ノ井
基本的になんでも出来て、
でもどこか孤独な君に。
私は親近感を抱いていたのかもしれない。
無ノ井
共感者が欲しかった。
同情も、励ましもしない。
共感者が。
轟
轟
無ノ井
無ノ井
10年間、誰にもバレなかった
私の思い。
無ノ井
轟
無ノ井
轟
無ノ井
結局、コイツも夢を抱くただの人間。
存在出来なくなったなら、
消えてしまおう。
轟
無ノ井
轟
轟
無ノ井
轟
すると、轟はこちらに手を差し出して、
こう言った。
轟
轟
無ノ井
変なの。
それが最期のお願いかよ。
轟
轟
轟
轟
無ノ井
でも、あと一押し、
私を揺るがすような言葉が、
君から出たらいいのにね。
轟
轟
轟
轟
ヒーローになる。
無ノ井
はっと息を飲む。
今なんじゃない?
重い鎖から解き放たれるのは。
誰かに救われたいのなら、
今なんじゃない?
衝動に駆られて、
気づけば手を握っていた。
段差があるところから、
勢いよく飛び込んだものだから、
轟に受け止められるような形になった。
あんなクサイ台詞に踊らされるなんて、
私もまだまだね。
無ノ井
今はそれでいい。
10年分の思いが、感情が、
私の中を駆け巡って、
やがて雫となったのだった。
目を閉じる
瞼のずっと奥には幼い私と両親がいて、幸せな時間が流れてる。
でも、目に見えるものが全てじゃない。
両親が目の前で亡くなった時、
私は誰よりも早くそれを知ったんだ。
目を開ける。
私の鼓動がまるで、
この世界に存在してもいいといっているようで、
なんだか安心した。
帰り際
無ノ井
轟
君は【話を聞いてくれて】だと思ってるんだろうけど、
【私を救ってくれてありがとう】もだからね。
轟
無ノ井
轟
轟
無ノ井
轟
たぶん、弱みを見せた私は弱くなってしまったかもしれない。
けどそれでいい。
今なら欠点でさえも愛せる気がする。
URABANASI
相澤side
コンコン
無ノ井
部屋の中からいつもよりはるかに軽い無ノ井の声が聞こえた。
相澤
部屋に入ってすぐ、俺はその場で頭を下げた。
相澤
無ノ井
無ノ井
無ノ井は俺の謝罪を遮って話し始めた。
編入のことについて、聞きたかったのだが。
無ノ井
無ノ井
無ノ井
無ノ井は少し照れながらも真剣な目で俺にそう言った。
無ノ井
相澤
相澤
相澤
無ノ井はニッコリと笑って、
無ノ井
と言ったのだった。
作者より
一輪の赤い薔薇に 青い薔薇を添える
作者
第1章完結!!
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者