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私は、親友がナイフを持ってる不審者に切りつけられようとしている所を見た。
その人は、親友を殺すつもりでナイフをおろした。
私は、咄嗟に親友と不審者の間に入った
ゆか
両目が痛くなったのと同時に、親友の叫ぶ声が聞こえた
ゆか
何か冷たいものが頬に落ちてきた。
私は、何か言おうとした。
けれど、そこで意識が途切れてしまった_
目が覚めた。
私の視界は真っ黒だった
ゆか
そこには親友の声がした。 目を切られたのか、と私は思った
ゆか
謝っている親友の声がした
あおい
と、私は言った
ゆか
親友は私をそっと抱き締めてくれた
暖かかった
あれから2ヶ月という長い月日が経った
ゆか
親友は言った。 何でそんな事が分かるのだろう。
ゆか
病院にいた時の声がした
あおい
と、私は言った
急に静かになった。
あおい
そう聞くと、また親友は私を抱き締めた
何で目が見えないのに泣いているのが分かるのか不思議に思ったのだろう。
そのまま私達は目が見えなくても、泣き虫でも、仲良く何事もなく暮らせた。