コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
オレは木霊をくすぐった
明日
コウ
コウ
明日
コウ
コウ
明日
明日
コウ
明日
明日
明日
明日
明日
明日
明日
明日
明日
明日
明日
明日
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
明日
コウ
明日
コウ
コウ
パン
オレは自分の両手を合わせた
手の中に力を込める
ピカーン
コウ
手の中には銀のペンダントが出来ていた
コウ
明日
木霊は首をかしげながら受け取った
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
明日
木霊はペンダントを首にかけた
明日
コウ
明日
コウ
オレは毛布を木霊に掛けた
コウ
オレは遠い記憶の子守歌を歌った
明日
明日
明日
少しすれば木霊は寝てしまった
コウ
コウ
コウ
コウ
オレは椅子から立ち上がった
コウ
コウ
オレは木霊が起きないように
小さくつぶやいた
木霊は気持ちよさそうに寝ている
コウ
コウ
コウ
オレは木霊のおでこにキスをした
そして、ランプの火を消して
小屋から出て行った
パタン
<黎視点>
数日後
僕らは昼食の準備をしていた
木霊さんは鍋に食材を入れて
僕は火を調整していた
コウ
一方でコウはどこかを見ている
黎
黎
コウ
コウは指を差した方向を見ると
煙が上がっていた
黎
コウ
黎
黎
黎
コウ
コウ
黎
明日
明日
黎
明日
明日
明日
黎
黎
コウ
タッタッタ
<明日視点>
明日
鍋の中が焦げないように
私はじーっと見ていた
明日
ガサガサ
明日
ピーピー
チュンチュン
ドタドタ
急に鳥や鹿なんかの動物たちが走ってきた
黎とコウが行った方向とは逆の方から来た
どうして?
火事から逃げてきたんじゃ無いの?
鳥さんが近づいてきて
私の手に止まった
ピーピピピー ピーピー
明日
明日
パタパタパタ
鳥さんは飛んでいってしまった
ザッザッザ
後ろからたくさんの足音が聞こえた
動物たちが来た方向
私は振り向いた
明日
振り返ると・・・
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