この作品はいかがでしたか?
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どうも、あきです。
久しぶりのチャットノベルですね。
今回は自分のコンテストの小説を自分でも書こうかと思います!w
そろそろ定期テスト近いんで低浮上になるので把握よろです🙏
ということで、書いていきます~♪
注意事項 ・iris様2次創作、赤桃です。(他メン含む) ・キャラ崩壊の可能性あり ・地雷さん純粋さんは回れ右👋
それでもいい方、どうぞ!
今年の夏は、暑い。
蝉が鳴き、カラッとした暑さに閉口しつつも調理部の部室で頬杖をついていた。
(すみません、いい背景がありませんでした🙏)
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全国の高校生を対象とした料理大会。
ここ、賽ノ目学園は強豪校である。
しかし、前年は無念の準優勝となってしまった。
俺とあにき、こと悠佑は高等部3年生で出場……それも最後の大会について色々と考えを巡らせていたところだった。
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こうやって色々計画を立てているが、本当にどうしようか悩ましかった。
現時点での調理部の3年生は俺、あにきの2人だけ。 そして2年生は……
ガチャッ
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この4人は全員バスケ部に所属している。
まず、3年生がまろ、こといふ。
そして2年生のりうら、ほとけ、初兎。 そのうちりうらは調理部とも兼部している。
まろと俺は生徒会にも入っていて、ほとけ、初兎は一緒にバンドを組んでいる。
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りうらの家庭は、有名なフランス料理店を営む有名なところで、自身も家族と何度も来店したことがある。
正直に言って、中学から料理を始めた俺よりも技量などは上だ。
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4人
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結局、このあとはそれぞれ色々とばらけて、部室である家庭科室には俺とないこ先輩の2人きりになった。
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一緒に出たい理由。
それは、去年準優勝で泣いていたないこ先輩に絶対、勝たせたいから。 そんな思いがあって、今回は一緒に出たいと考えていた。
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大会はがあるのは8月。 僕らは昨年の準優勝により予選と準々決勝は免除され、準決勝からの出場となる。 準決勝が8月14日、そして決勝が8月15日というハードスケジュールをこなす必要がある。
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ギュッ
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そう言って、先輩は俺の頭を撫でた。
あまり慣れない感覚で、余計にくすぐったい。
その手からは仄かにコーヒーの香りがした。
(すみません、これまたいい背景がなかったのですが、大会をやっているステージです。)
あの日から何日経っただろうか。
先輩と一緒に大会に出よう___そう決めた日から俺と先輩で数々の料理やお菓子を作った。
そして今日、無事に準決勝から勝ち駒を進めた決勝戦を迎えたのだった。
司会者
「「よろしくお願いします!!」」
同時にお辞儀をし、各自位置につく。
司会者
山桐学園の生徒がザワザワと相談を始める。 しかしその両者の顔には脂汗が浮かんでいた。
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そう言って、ハイタッチをする。
その場の食材から無塩バター、卵、グラニュー糖、粉糖、レモン、薄力粉、ドライフルーツ、アプリコットジャム、そしてお題のピスタチオをとる。
そして17cmのパウンド型も手に取った。
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そう言うと先輩は無塩バターを鍋に入れ、火にかけた。
少しずつ、バターの香りが舞い立って食欲を刺激していく。
そして俺はその間に卵をボウルに割り入れ、グラニュー糖を入れてハンドミキサーで泡立てていく。
白くもったりとしてきたので、レモン果汁とレモンの表皮、そして今回は特別にピスタチオも加えて混ぜる。
最後にふるった薄力粉を数回に分けて加えてゴムベラでさっくりと混ぜていくと、ほんのりと黄色い爽やかな香りの生地ができた。
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俺は焦げた部分が入らないように細心の注意を払いながら少しずつ焦がしバターを加えていく。 生地とバターとが合わさって、更にいい香りになって食欲がもう限界に近い。
そしてパウンド型にできた生地を流し込んで、予熱しておいたオーブンに入れて焼き上がるのを待った。
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対する山桐学園側の調理台からはイーストの香りがした。
そうこう作戦を話していたところ、焼き上がった。
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そういうと用意した鍋で煮詰めたアプリコットジャムを焼き上がったものに刷毛で塗っていく。
少し乾かしたら粉糖とレモン果汁を混ぜたものを更に上から塗ってコーティングをする。 仕上げにレモンの表皮と刻んだピスタチオをまぶして一旦完成だ。
ここからは俺が最終的なデコレーションをする。
少し切り出してドライフルーツ、ピスタチオ、レモンの果肉を使って彩り豊かに飾り付けをする。
ちょうど飾り付けが終わった……と思うと、もう時間が迫っていた。
司会者
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そんな会話を軽く交わすと、審査員たちが審査を始めた。
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司会者
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司会者
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司会者
モブ
司会者
そうして実食審査が始まった。 それぞれの審査員が険しい表情、美味しいと感動する表情、などざまざまな顔を見せながら口に含んでいく。 俺とりうらはただただ固唾を飲んで見守ることしかできなかった。
司会者
鼓動が昂ってくる。
司会者
自分の中で、9割は最低でも超え、そして9割後半を狙うのが本望というところではあったが、どうなのだろうか。
緊張で心臓がうるさくなっていく。
司会者
う…そ……でしょ、?
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満点。 この至高の境地に辿り着けている今は夢なのではないかと疑ってしまいそうなほどだった。
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大会後、2人で休憩所に向かった。
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俺は震える拳を力の限り握りしめる。
自分のエプロンは、先ほどのレモンの香りが離れていなかった。
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そう言って懐から包装した袋を取り出して、先輩に渡す。
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そう言って先輩はマドレーヌを食べた。
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そう言って、衝動のままに先輩を抱き寄せた。
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そう言うと、俺は切り出したシトロンをないくんの口の端に近づけた。
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この夏、ついに俺は2つも願いが叶ったのだ。
浮き足だった自分に、夢じゃないと言い聞かせてシトロンを食べる。
すごく幸せな気分になった。
初恋は、甘酸っぱいレモンの味がした。
はい、以上です!! 思ってたより真面目で草ぁって感じなんですけど()
自分が読んでた小説の告白の仕方が好きで割と衝動書きかも。 そして見事にね、自分のリア友の子も垢作ってフォローしてくれたということでね、赤組で書いてみました……!!
色々この話考えて作ってたんですけど、まずはなんと言ってもお菓子の意味、ですよね。 解説はしてなかったんですけど、2人が決勝で作ったウィークエンドシトロンには週末に大切な人と食べるためのお菓子という意味もあります。 つまり、これを思いついた🍣くんは🐤くんのことを大切な人だと思っていた、ということになります。 そして、香りの表現です。 作中でコーヒーの香り、とかイーストの香り、とかいくつか香りが出てきているんですよね。 だけど最後の1文では味という表現に変わっているんですよね。 実は、まだ自分からの片想いのときは香り、実際に恋が実ってからは味、と感覚から実感への変化で表現したつもりなんですよね……
そこら辺がこだわりかな。
ともかく、気に入ってくれたら嬉しいです!!
おつあきでした~!
コメント
2件
めちゃくちゃ好きすぎます!! 赤桃ありがとうございます!