最凶最悪のマフィア。

僕の家は代々巫女をしていた

その影響か、産まれてくる子供は全員女だった

そんな中産まれたのが僕

女しか産まれてこなかったのに突然男が産まれたので周りは

「その子は呪われてる」

そんな事ばかり言っていた

でも、母だけは違った

その時の僕はこんなことばかり口にしていた

この時はまだ知らなかった

この後起きる悲劇を、、、

ｷｬｧｧｧｧｧ!!

僕は声がした方に急いで駆け寄った

そこには、血を流して倒れている母と

その隣で血の垂れる包丁を持っている父がいた

あまりの驚きに腰を抜かした瞬間、父がこっちに寄ってきてこう言った

言葉が出ない、体も動かない

そして思った

死ぬんだな、と

父が包丁を振りかざした瞬間、父が倒れた

恐る恐る隣を見ると

1人の少女が立っていた

そう、音夢だ

その時の僕は言葉が詰まった

けど、それ以外の選択肢は無いと分かっていた

それから僕はの修行をして行った

そして時は流れ

立派なマフィアの一員になりました