作者
ザシュッ、ザシュッ。 剣を振るう。 ドピュっ、ドバァ。 敵の気持ち悪い色をした血が飛び出る。 ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!ゴポッ。 仲間の悲鳴と血が辺りに広がる。 ザシュッ、ザシュッ。 また、剣を振るう。
敵
藍夢
ザシュッ。 また、辺りに悲鳴と血が広がる。
藍夢
桂
藍夢
桂
藍夢
桂
藍夢
桂
藍夢
桂
藍夢
私は扉を開けてスタスタと歩く。 あの日からみんなと揃う機会が少なくなってしまった。今日も小太郎としか会わずに1日を終えた。
藍夢
嘘だ!嘘だ!嘘だ! なんで、なんで、なんで! なんで、死んだんだよ…。
藍夢
晋助、小太郎、銀時が目元を赤らめて帰ってきた。 そして訳を話してもらった。 私は泣き崩れた。 なぜその場にいなかったのか、なぜあの人が死ななければいけなかったのか、なぜ銀時が殺さなければいけなかったのか。 いくら問いただしても、あの人もあの日も戻らない。
攘夷戦争が終わった。 結果は攘夷側の負け。 幕府のお偉いさんが勝手に天人にひれ伏したとかなんとか。 私達は戦争が終わったらそれぞれ別れた。 晋助は世界を壊しに。 小太郎は世界を正しに。 辰馬は世界を飛び出して宇宙へ。 銀時はブラブラと。 私は特に行くとこも無かったため、銀時とは逆の方へブラブラとしに行った。
作者
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コメント
2件
松陽先生のところはいつ見ても泣いちゃう😢