しつけ

お前が全部わるい

へらへらして気持ち悪い

空気読めなすぎ

近づくなよ

気持ち悪い

気持ち悪い

気持ち悪い

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀ

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ﾄﾞﾝｯ

あぁ、

あったかい、、

こんなことされても、

やっぱり世界一愛してる

あぁ、でもやっぱ

これは幸せなのかな、、

初めて会ったのはこのとき

俺は高校2年の秋に転校した

適当にやり過ごせばいい

人間関係は得意分野だ

女子顔負けのかわいさ

この瞬間一目惚れをした

普通ならきっと怒りが湧いてくるはずで

普通ならすぐにでも助けてあげようと思うはずだ

でも俺は違う

かなりの好都合だと思った

これならすぐに手に入りそうだ

まず１つ目

クラスの連中と仲良くなる

２つ目

勉強に力をいれる

３つ目

スポーツに力をいれる

とにかくクラスには

なんでもできるやつ

面白いやつ

すごいやつっていう

そういう人気者というイメージを作り上げる

そしたらもう簡単

あとはこさめと仲良くなるだけ

そしたらきっとあいつらは

クラスの人気者がこさめと仲良くしていることが気に食わない

俺がこさめと一緒にいないところでいじめるだろう

エスカレートとかもするんじゃないだろうか

全て計画どおりに

脱衣所ということで、、、

傷だらけのこさめの体を

らんくんはびっくりした顔でみた

予想外の緊急事態が発生

もっと時間をかけて

こさめを不登校にさせる予定が

まさかこんな早い段階で、、、

さて、これからどーしようか

こさめの家族関係を

俺はまだ知らない

俺は高校から一人暮らしだし

そもそも親とはもう縁を切っている

といってと過言ではない状況だ

だから別に高校に行かなくても

こさめとずっと部屋にいても問題はない

機械ならかなり得意だから仕事もまぁなんとかなるだろ

、、、

あーあ

めんどくせー

もーいっかな

別にこさめの将来なんて気にしなくとも

ずっと俺が一緒にいるんだから

困ることなんてないでしょ

よし、計画変更