『　我 慢 　』

⚠︎ 本 人 様 関 係 無 × × 真 似 ･ 通 報 × × nmmn amnv ⚠︎

❥ 𝑠 𝑡 𝑎 𝑟 𝑡 ❥

思わず逃げ出しちゃったけど、これで良かったんだよな。

Pr、まだ何か言いたそうだったけど。

ていうかなんで俺の元に来たんだ、？

なんで、息切らしてまで俺の元に…?

あぁもう考えるのはやめよう。

がちゃん 　( 扉 ， 閉

何も出来ない､邪魔くさい

そんな自分に嫌気がさす。

丁度いい

諦めるために話しかけないようにしたかったから。

ばたっ 　( 扉 ， 閉

さっきからずっとスマホが震えている。

どれだけ着拒してもまた掛かってくる。

気を紛らわせようと、俺は机の上にノートを開いて勉強を始めた。

< ＿＿＿、＿＿?!

勉強を始めて数十分経ったくらいだろうか。

下の階から母親の声が聞こえた。

内容までは聞き取れないが、怒鳴り声というか、叫び声というか。

少し心配になり、俺は母の元へ向かった。

玄関の方から声がしたのでそちらへ向かってみると

目の前の光景に驚き、身体が固まってしまった。

なんで、Prがうちに来てるんだろう。

特に話すこともないはずだ。

でも、家に押し掛けて来たくらいなら何か重要な事なのだろうか。

Akと結ばれて幸せなのではないのだろうか。

何故Prは泣きそうな顔をするんだろう。

泣きたいのは、こっちなのに。

俺が誤解をするような事したか？

駄目だ。これを聞いてしまったら、俺は……。