トントントン……
リビングに降りると ブルーは本を読んでいた
Mr.レッド
……はよ……
Mr.レッド
って……早くねぇかw
Mr.ブルー
あ、兄貴 おはよ
Mr.ブルー
って早く無いなw
ブルーはレッドの微かな微笑みを かなり久しぶりに見た気がした
しかし
Mr.レッド(病み)
(……笑えてるよな……?)
その微笑みは空っぽだったことに ブルーは気付けなかった
空っぽであっても笑ってくれたことが 嬉しかったから
翌日
6:30
ピピピピ……
けたたましい目覚ましの音に ゆっくりと目を開ける
Mr.レッド
……もう朝か……
ぐっと伸びをして起き上がる
部屋の姿見に映る、随分とやつれた 自分の姿に小さく笑って部屋を出た
Mr.レッド
はよ、弟
Mr.ブルー
あ、兄貴 今日は早いんだな
Mr.ブルー
朝飯食べる?
レッドは少し考えてからコクリと頷く
Mr.ブルー
じゃ作るから兄貴は座ってて
Mr.レッド
……コク
小さく頷いてから椅子に座る
ふわふわと漂う朝食の匂いが 何故か今は心地良かった
数日前は食事の匂いが とても気持ち悪かったはずなのに
Mr.ブルー
兄貴!出来たぜ!
Mr.レッド
おう、ありがとうな
そう言って朝食に手を伸ばす
朝ご飯を食べるなんて いつぶりだろうか なんて事を考えながら口に運ぶ
Mr.レッド
(……味がする……)
Mr.レッド
(……美味しい……)
レッドが美味しそうに食べてるのが 嬉しいのかブルーも微笑んでいる
二人「「ごちそうさまでした」」
食器をシンクに置いて ブルーはパーカーを羽織る
レッドは降りてきた時から パーカーを羽織っていたので そのまま外に出る
Mr.ブルー
兄貴?
Mr.レッド
なんだよ?行かねぇのか?
Mr.ブルー
逆に行くのかよ?
Mr.レッド
ああ
Mr.レッド
もう、大丈夫だから
そう言って微かに笑った






