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トントントン……
リビングに降りると ブルーは本を読んでいた
Mr.レッド
Mr.レッド
Mr.ブルー
Mr.ブルー
ブルーはレッドの微かな微笑みを かなり久しぶりに見た気がした
しかし
Mr.レッド(病み)
その微笑みは空っぽだったことに ブルーは気付けなかった
空っぽであっても笑ってくれたことが 嬉しかったから
翌日
6:30
ピピピピ……
けたたましい目覚ましの音に ゆっくりと目を開ける
Mr.レッド
ぐっと伸びをして起き上がる
部屋の姿見に映る、随分とやつれた 自分の姿に小さく笑って部屋を出た
Mr.レッド
Mr.ブルー
Mr.ブルー
レッドは少し考えてからコクリと頷く
Mr.ブルー
Mr.レッド
小さく頷いてから椅子に座る
ふわふわと漂う朝食の匂いが 何故か今は心地良かった
数日前は食事の匂いが とても気持ち悪かったはずなのに
Mr.ブルー
Mr.レッド
そう言って朝食に手を伸ばす
朝ご飯を食べるなんて いつぶりだろうか なんて事を考えながら口に運ぶ
Mr.レッド
Mr.レッド
レッドが美味しそうに食べてるのが 嬉しいのかブルーも微笑んでいる
二人「「ごちそうさまでした」」
食器をシンクに置いて ブルーはパーカーを羽織る
レッドは降りてきた時から パーカーを羽織っていたので そのまま外に出る
Mr.ブルー
Mr.レッド
Mr.ブルー
Mr.レッド
Mr.レッド
そう言って微かに笑った