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ガラララララッ

(え)

一目で感じた。 彼は最強だ。

白い髪に蒼く 透き通った、澄んだ目。 その中にある感情は どんなものなのか。 それにスラッとした モデル顔負けの スタイル。

五条悟

……

彼は何も言わずに こちらへ来た。

夏油傑

や。私は夏油傑。
これからよろしく。

品のある笑顔を 浮かべながら、夏油は 手を出した。

五条悟

………チッ

五条悟

俺、弱い奴とつるむ気
ねーから

夏油傑

……は?

五条悟

聞こえなかったぁ?

五条悟

お前ら弱いくせに
俺に話しかけんなってこと─

その瞬間、夏油が 彼の胸ぐらを掴む。

夏油

やめなって

夏油傑

……

(きっと彼が…御三家の
坊ちゃんだ)

(さっき夏油は一般家庭だって
言ってたし、硝子も何も
言ってない)

(確か名前は)

五条悟

しらねーの?五条悟。
六眼持ちの無下限使い

りくがん…?

五条悟

ハッ、世知らずが
喋りかけんな

は?

夏油傑

知ってるさ。御三家の
坊ちゃんだろ

夏油傑

ただ、君みたいな箱入りは
外の世界をなにも知らない

夏油傑

気をつけた方がいいよ。
すぐ殺される

五条悟

はぁ?
俺を誰だと思ってんの?
最強だけど?

家入硝子

入学初日からうるさいな

家入硝子

静かにしろよ

家入硝子

クズ共

www硝子言いすぎwwwww

五条悟

あ?

夏油傑

あ?

五条悟

お前誰に口きいて

お前等に決まってるだろ

家入硝子

もっといけいけー

夏油傑

…はぁ…なんか馬鹿らしく
なってきた…やめやめ。

夏油傑

これからよろしくね、
五条くん。

五条悟

チッ…

確かにクズ共。 私はこれから始まる 青い春に期待をして、 教室に入ってくる 先生を待った。

心の底から笑える日を君に

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