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お前なんかいなければ…

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お前なんかいなければ…

7 - 受け継ぐから

♥

14

2025年04月13日

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ザワザワッ

今日はjppの処刑日として、多くの人が、広場に集まっている

広場の真ん中にある台にはすでにギロチンが置かれている

yan

なんで、こんなことにっ!

jppはこんなことで捕まらないはずなのに

その時

街の人

おい見ろ!jppが来たぞ!

ザワザワッ

jpp⁉︎

街の人

隣にはttnさんもいる!

街の人

ttnってあのjppを捕まえた⁉︎

えぇ⁉︎jppを捕まえた奴が目の前に⁉︎

ttn

皆今日は来てくれてありがとう。これから、処刑を始める。ではjpp台の上に来い

ワーッワーッ

jppに再会できたけど目の前にいるjppはいつものjppと全然違くて…

クマができてやせ細って

捕まってから数日しか経ってないはずなのに、もう死に際の人にしか見えない

yan

なんで、こんなことになっちゃったんだよ…

そんなことを言っても処刑は中止にはならない

ttn

jpp、お前はこれから死ぬが、最後に言い残すことはあるか

jpp

最後に言いたいことね…じゃあ…

jpp

おい!yan!

ビクッと肩をふるわせた

力強い声はどこまでも続いてくような気がした

街の人はyanって誰だ!って話している

jpp

お前は、俺みたいになるな!

jpp

お前は普通の市民として生きていけ!

jpp

俺みたいには決してなるな!

涙がブワッと出て来た

市民になれ?そんなのできるわけない

今の俺にはできない

jppを捕まえた奴を殺す奴を殺すのが俺の使命だって思ってしまったから

ttn

じゃあギロチンの下に行け

jpp

わかった

嫌だ!嫌だ!なんで、なんで殺されちゃうんだ!

なんで、なんで…

ttn

では、jppを処刑する

ttn

皆、準備はいいか

ttn

では、始めよう

シュッ

刃が下りる音がする

俺はそれを見れなくて家に向かって走った

大勢の人の歓声が聞こえる

その声を後ろに感じながら俺は、走り続けた

今頃jppはどうなってるんだろう

首が飛んじゃってるのかな

もう、何もかも、失ってしまった

俺は一体何をすれば…

家に帰ったけど落ち着けない

家にいるとjppとの思い出がどんどん出てくる

yan

クソッ、クソッ

泣きながらバンバンと床を叩く

その時、ベッドの下に何かあるのが分かった

yan

箱?

俺はそれを取り出しフタを開けた

その中には大量お金と手紙と赤い何かが入っているビンが入っていた

yan

まず、手紙からみるか…

yanへ、 この手紙を見ていると言うことは俺はもう、死んでいるかもしれないな 中に入っているものはお前への遺品ということにしてくれ。これだけのお金があれば生活できるし学校にも行ける。自由に暮らせるだろう そしてビンの中に入っているものは俺の血だ。これがあれば寂しがり屋のyanでも、寂しさを感じないだろ? もう少しyanとは暮らしたかったけどこうしなくては行けない理由があるんだ。ごめんな。でも、yanが元気に暮らせることを願ってる jpp

yan

jppの血って考えることも殺し屋らしいな

でも、せっかく与えられたなら使わないとな

こうして、数時間かけ、俺は前髪に血を塗りたくり

真っ黒だった髪に赤メッシュが入った

大丈夫、jpp

俺が意思を

受け継ぐから

お前なんかいなければ…

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