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びーえる短編物語III

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びーえる短編物語III

34 - 五十歩百歩の共依存/なか×しゃけ

♥

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2022年05月29日

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ガチャッ

俺は締め切った陽の入らない、特別な部屋の扉を押す

シャークん

.....スー...スー...

小さく縮こまり猫のように眠る愛しの人をじーっと見つめる

Nakamu

....可愛い

俺は、俺だけのものになった彼の頬を撫で呟く

シャークん

......ん

するとビクッと肩が少し震え 俺の存在に気づいた彼が目覚める

シャークん

....なかむ....?

Nakamu

あっ、ご、ごめ

Nakamu

勝手に触って....起こしちゃたよね

Nakamu

それともそれ...痛かった....?

シャークん

ん~....

シャークん

んーん、大丈夫

シャークん

慣れたし、心配すんなって

彼は無邪気に二ヒヒとギザ歯を立てる

Nakamu

....

その姿は飼い犬の様に可愛く、それと共に虚しい姿に思えた

こんな可愛い彼を独り占めにしないと気が済まない自分が俺は憎くもあり逆らえない存在になりつつある

俺の私利私欲だけを満たす為に、愛しの人へこんな事を強いってしまうなんて

俺は、駄目な奴だ

Nakamu

......っ

Nakamu

ねえ、シャークん....

シャークん

ん?

Nakamu

やっぱ、それ痛くない?

Nakamu

そろそろ外そうか?

俺は彼の首元の鎖を指さし彼に質問を飛ばす

突然こんな事を、今更言ってしまう俺に彼はキョトンとしている

こんなお前事も大事に出来ないダメ男でごめん、シャケ

もう、自由にしてあげるから....

シャークん

いや、いいよ

彼からの返答に俺は目を丸くする

Nakamu

え、で、でももうシャケ

Nakamu

俺の事、嫌いになることないでしょ?

Nakamu

だから....

シャークん

いいって!

シャークん

大丈夫!

シャークん

俺はこれ好きなの!

Nakamu

え、でも、こ、こんなの

Nakamu

飼い犬みたいで、可笑しいよ....

シャークん

似合ってるって言ってくれたのはなかむだよ?

シャークん

俺はなかむがくれたものなら、何でも大好き

Nakamu

そ、そっか.....

シャークん

それに、俺さ

シャークん

これ、俺がなかむの物なんだって言う証だと思ってるから

そう、もう遅いのだ

シャークん

全然嫌じゃねえよ笑

彼は完全に俺へ堕ちた

俺へ依存している

俺が側に居なければ、生きていけない体になってしまったのだ

俺も分かっていた。

その証拠に、俺のもの、と言う単語に優越感を抱く

だって俺が依存させたから。 そうしたかったから。 俺のもの、だと自覚させたかったから。

だから今更沼から引っ張りだそうったって、出ては来てくれない

そこに少しでも安堵を抱いてしまう俺が居るのも、否めないのだが...

Nakamu

....っ

シャークん

.....?

シャークん

どうしたの?なかむ?

Nakamu

いや...こんな、

Nakamu

こんなんにしちゃってごめんね、シャケ....

Nakamu

俺の好き勝手しちゃって、シャケにまでこんなッ....

自分を追い込んで行く内に隠していた涙が目から溢れ出す

シャークん

え、な、なかむ!?汗

恋人の前で泣くなんてみっともない

そう思っても止まらない涙が純白のシーツに灰色のシミをつける

シャークん

どうした?

シャークん

外で何かあったか?

シャークん

今日、いつものなかむじゃないよ

Nakamu

...ぅ....

Nakamu

確かに...そうかもしれないけど....

心配してくれる彼

優しく俺を抱きしめてくれる彼

慰めてくれる彼

他の人には見せたくない、俺だけの彼の姿

そんな孤立してしまった今の恋人

愛おしい

そう思う黒い思考が自然と涙を沈め腫れた目を残して乾いて行く

Nakamu

.....グスッ.....はあ.....

シャークん

無理しなくていいんだよ

シャークん

俺が、ずっとなかむの側に居るから

シャークん

どんななかむでもついて行くし

シャークん

俺は、ずーっと、お前の味方だよ

彼氏の俺より甘い言葉をかけてくれる彼

もう立場がわかんないや

Nakamu

うん、ありがとう....シャークん

本当は、俺が依存させられてたのかな

だとしたら凄いどんでん返しだ....笑

でも、俺はシャケが大好きだ

世界で1番愛してる

その気持ちだけは揺るがない

遅かれ早かれ、俺たちは共依存の関係

どっちが先程と言い争ったって五十歩百歩の進行度だろうな

そう考えるとどちらが依存させてるか、依存してるかなんてどうでも良くなる

Nakamu

シャケに依存させられるのも、いいかも.....

俺は独り言を静かに吐き捨て彼の温もりの中へ沈む

シャークん

ふふ....

シャークん

そりゃどうも.....

『俺は、このまま永遠に、』

『『お前を離さないから♡』』

シャークん

なかむ....愛してる

⚠依存系統

CP/なかしゃけ ⚠攻め受けそんなに関係ないストーリーだと思われます

地雷の方は自衛推奨

※即席なのでよく分からないストーリーになりました

※後日修正予定

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