ガチャッ
俺は締め切った陽の入らない、特別な部屋の扉を押す
シャークん
小さく縮こまり猫のように眠る愛しの人をじーっと見つめる
Nakamu
俺は、俺だけのものになった彼の頬を撫で呟く
シャークん
するとビクッと肩が少し震え 俺の存在に気づいた彼が目覚める
シャークん
Nakamu
Nakamu
Nakamu
シャークん
シャークん
シャークん
彼は無邪気に二ヒヒとギザ歯を立てる
Nakamu
その姿は飼い犬の様に可愛く、それと共に虚しい姿に思えた
こんな可愛い彼を独り占めにしないと気が済まない自分が俺は憎くもあり逆らえない存在になりつつある
俺の私利私欲だけを満たす為に、愛しの人へこんな事を強いってしまうなんて
俺は、駄目な奴だ
Nakamu
Nakamu
シャークん
Nakamu
Nakamu
俺は彼の首元の鎖を指さし彼に質問を飛ばす
突然こんな事を、今更言ってしまう俺に彼はキョトンとしている
こんなお前事も大事に出来ないダメ男でごめん、シャケ
もう、自由にしてあげるから....
シャークん
彼からの返答に俺は目を丸くする
Nakamu
Nakamu
Nakamu
シャークん
シャークん
シャークん
Nakamu
Nakamu
シャークん
シャークん
Nakamu
シャークん
シャークん
そう、もう遅いのだ
シャークん
彼は完全に俺へ堕ちた
俺へ依存している
俺が側に居なければ、生きていけない体になってしまったのだ
俺も分かっていた。
その証拠に、俺のもの、と言う単語に優越感を抱く
だって俺が依存させたから。 そうしたかったから。 俺のもの、だと自覚させたかったから。
だから今更沼から引っ張りだそうったって、出ては来てくれない
そこに少しでも安堵を抱いてしまう俺が居るのも、否めないのだが...
Nakamu
シャークん
シャークん
Nakamu
Nakamu
Nakamu
自分を追い込んで行く内に隠していた涙が目から溢れ出す
シャークん
恋人の前で泣くなんてみっともない
そう思っても止まらない涙が純白のシーツに灰色のシミをつける
シャークん
シャークん
シャークん
Nakamu
Nakamu
心配してくれる彼
優しく俺を抱きしめてくれる彼
慰めてくれる彼
他の人には見せたくない、俺だけの彼の姿
そんな孤立してしまった今の恋人
愛おしい
そう思う黒い思考が自然と涙を沈め腫れた目を残して乾いて行く
Nakamu
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
彼氏の俺より甘い言葉をかけてくれる彼
もう立場がわかんないや
Nakamu
本当は、俺が依存させられてたのかな
だとしたら凄いどんでん返しだ....笑
でも、俺はシャケが大好きだ
世界で1番愛してる
その気持ちだけは揺るがない
遅かれ早かれ、俺たちは共依存の関係
どっちが先程と言い争ったって五十歩百歩の進行度だろうな
そう考えるとどちらが依存させてるか、依存してるかなんてどうでも良くなる
Nakamu
俺は独り言を静かに吐き捨て彼の温もりの中へ沈む
シャークん
シャークん
『俺は、このまま永遠に、』
『『お前を離さないから♡』』
シャークん
⚠依存系統
CP/なかしゃけ ⚠攻め受けそんなに関係ないストーリーだと思われます
地雷の方は自衛推奨
※即席なのでよく分からないストーリーになりました
※後日修正予定
コメント
21件
スマ×シャケみたい…✨⇽() それに語彙力が死にました☆ 犯人は私の大好きな鮫なので憎めない…
共依存っていいよね!←語彙力
最後のセリフで鳥肌です…え、天才ですか?天才ですね。